2015年12月25日金曜日

happy christmas dayだね。


merry,merry christmas!  🎄


札幌はさっきからthis is the christmas!のような雪が降ってきました。
スノードームみたいな雪です。

今年も元気に健やかに幸せに一年を過ごすことができました。
長い長い時間を付き合ってもらって、今年知り合った人も、しばらくぶりに来てみたらまだ元気に歌ってたという人たちや、もう親戚みたいになっている人たちもたくさんいます。
自分のことでもないのに、日々、心の隅で思いやってくれるみんなに本当に感謝しています。
今年もどこに向かって、自分がどこに進んでいくのか大雑把にしか分からず、思い患えば思い患った分だけいろんなものが生えてくる風になびく草みたいなものです。

多分、これ以上老けることはあっても、これ以上大人になんかなりっこないから、もう少しだけ乱暴に無茶をしてみましょうか。
時間の進み方は早いと感じてるかもしれないけど、本当は止まりそうなんだ。

油断してると眉毛だけがズルズル延びていく。

あっという間に5センチは積もっている。
札幌はすっぽりとスノードームの一個で誰かが手に持って振っている。

hello happy christmas!!!!!

        





2015年12月11日金曜日

春よ来い。パート2



青空を見上げる季節は過ぎて、びっくりポンの12月だな。

玉ねぎ大きいのを3個千切りにして、セロリ1本細輪切り、オリーブオイルで炒め、適当なところで挽肉投入、さらにトマト缶1缶ぶちまけて赤ワイン注ぎかけ、ケチャプ入れて、ピューレ入れて、美唄の鳥醤油入れて、スープストックとソース入れて、デミグラスソース入れて、ぐちゃぐちゃにかき混ぜてミートソースの素入れてさらにぐちゃぐちゃにかき回しながら煮る。それをご飯にかける。ミートソースなんだけどパスタに行かない。

 暇になったら玉ねぎ刻む。
 料理というよりも玉ねぎ刻みが趣味。
 
大根一本を千六本に刻む。
ボールに入れておいた蜆、一斉に舌を出してるところを見計らって(舌じゃないんだけど)沸かした出汁に放り込む。大根が煮上がった頃に豆腐を、細くならないように切って滑り込ませる。それをポン酢でいく。これは池波正太郎の必殺仕事人の本で覚えてもの。
 本で読むとなんか粋なものに思えて、やってみるとそれはそれはシンプルで今年はもういいな。20代の鼻血の出そうな奴らに食わせるとそれはそれで人生を知る機会にはなるかもしれないといったものかも。

急に暇になったので千(せん)切ってみた。

春まであと5ヶ月はあるかなあ。
冬は面倒臭いな。
寒いし。
雪降るし。
車は凍るし、道は滑るし、イルミネーションはうるさいし。
スヌーピーでも観に行こうかなあ。

今、往年の東映任侠映画にハマっている。
小さい時から観ていた東映の殺陣がめちゃくちゃよくて、時代劇から任侠、実録へと連綿と続いている立ち回り。残念なことに今はもう見られないということを知った。
健さん、格好いいなあ、藤さん格好いいなあ、学生時代看板を見もしないで過ぎて、今はもう誰も振り返らなところまで来た頃になって、へええーって思ってる。
背なで泣いてーーるーー、唐獅子ぼーたーーんってか。
で、みんな立派な顔してる。大きな顔でさあ、多分実物も相当大きな顔だったんだろうなあと思わせる立派な顔。今の子達はきっと出来ないだろうなあ、ああいう大きな顔の芝居。画面から飛び出そうなくらい大きな顔に見える立派な顔。
しばらくはここにいようっと。

格好いいっていえば、むかーしむかーしのジャケットも本当に格好いいなあ。
やっぱりみんな顔がでかいような気がする。
まだそんなに先駆者のいない時代のオリジナルなものを作っていかなけりゃいけない時代の音楽ジャケット。ショービジネスという言葉もえげつない匂いを放ちつつも健全に勃起していた、これをおかずにご飯が食えるわけだぜ。



さて、のやの忘年会も随分前に空きがなくなってしまい、お知らせが遅れてしまったことをお詫びいたします。なんとなくぼんやりと今年の締めを一応やっておくかな?というノリでざらっと終えられればが希望でした。お疲れさん!会です。

あとおおよそ2週間と半分で今年も終わりです。
わけのわからない天候が続いてますが、びっくりしないで健康にそして、十分に気合いの入った生活を送られることを願ってます。

それにしても年末は楽しいなあ。
なんなんだろう?このウキウキ感は。
子供の頃から変わらない。

そうそう、書き忘れるところだった。この下のコメントの欄が書き込めるようになっているので、リクエストなどありましたら書き込んでみてください。
何かの拍子に開いたので、もう少し開けたままにしておきます。

2015年11月17日火曜日

僕以外は全部"You"


今回の渡辺淳一文学館のコンサートは、"You"がタイトルになっている。
前回は”ノスタルジア’70 あの時代へのノスタルジー”、昨年が"The Moon"、で今回が3回目を迎える。
 奥寺氏からの原稿も上がってきて、僕の分も2週間前に書き上がっている、”You"
はいろいろな"You"がある。
 人称代名詞じゃない"You"だってある。
 時間だって、自然だって、神様だって、木や鳥、自然、森羅万象、
 僕以外は全部"You"
  タイトルはあっても無きが如しなのかもしれない。

 僕の歌の歌詞の中で一番多いのは「君」。

 実際、相手を「君」なんて呼ぶことは日常、そう多くはない。
 気障だし、立ち位置も違うし、距離感もあるし、接近禁止みたいな響きもあるし、ろくな言葉じゃない。
 でも、人様の前に立つと、使用頻度が高くなる。
 欺瞞、偽善に満ちた言葉なのかなあ?

 呼ばれても嬉しい言葉じゃないよなあ?

 君  も大変だね。

 今回も写真を使うので、引っ張り出して見ていたら予感予感通りダラダラと次から次へと見続けることになった。 

 上の写真は89年の写真で、ロンドンに初めてレコーディングに行った時のもの。
 スタジオの空きはないわ、クマは忙しいときで日本に行ってるわ、行ったはいいけど開店休業状態で毎日チューブに乗り観光三昧。人生で一番観光した年。
 まだネットも何もない、facebookもない、写真あげて見せびらかすこともできない。
 残念だった。
 で、今やることにする。しばらく古い写真をあげてみようかなあ?
 LAでスタジオ強盗にあった頃の写真もまだ人に見せてないし。

 でね、12月1日、渡辺淳一文学館でLIVEやるからおいでください。

 その前の11月28日旭川、アーリータイムスでもやりますので、そっちの方も、古いライブハウスでどこかにバックしたいと思ってる人は是非足を運んでください。
 旭川の古い人に会うのも楽しみです。古い人は語弊があるけれど実際、古いからなあ?
 みんな元気かな?
 
 11月23日、STV,マキさんの番組に出ます。1時半集合と言ってたから2時頃だと思います。今回は円山の喫茶店で話ししながら「セプテンバーバレンタイン」を歌うということらしいんだけど、不確か。生放送です。普段は生放送では歌わないんだけど、もう、ここまできたらなんでもやる。年末も近いし。
 

サザエの黒糖まんじゅう、と十勝どら焼き(生地に黒蜜糖使用)、これを打ちながら高級煎茶と一緒にいただく。高級煎茶と書いてあるところからしてすでにお里がしれているわけで、そういうことを一切書いていない葉っぱの一つ一つの長さまで揃っているような本当のものが飲みたいところだけど。
 朝飯に鮎をいただく。
 これは高級と書いていないもので、本物の鮎。
 僕は本当は食事にうるさいやつなのだ。
 口に入れば何でもいいというような乱暴未開拓人じゃないのだ。
 これくらい書いておけば通人なんだと思う人もいるかもしれない。

 さて、山に登ってこようっと。
 いつか熊野古道を歩いてみたいという、準備のために。
 
 Iちゃん、ビスキュイ フロマージュ、甘くないビスケットは辛いと思ったけどカマンベールとブラックパッパーの残った感じがいける。Mさん、さすが帯広の長いもが素晴らしいけど、これは多い。T、次のリハーサルは木曜日なんだけど、昼間じゃなければ時間が取れないんだっけ?F君、なかなか鼻がピーピー言うの取れないね。もう直ぐ楽になるよ。
JI,どこか調子悪いか?最近顔が見えないからちょっと気にしてる。年齢鑑みて絶好調をキープするなんてことないんだけど、病院行くもよし、自分で判断するもよし、どこから見ても自分の生き方だから、他人にとやかく言わせるな、ね?
 Kさん、本当に顔を見なくなって久しいですが、飯食いに行くの酸性です。焼けたちゃんこや復帰したのでちゃんこ鍋いきませんか?
 
 悲しみのイレーヌ 文春文庫  禁止リスト 講談社文庫
 まくらコレクション 竹書房文庫 熊野その聖地たる由縁 彩流社
 インターステラー ブルーレィ&DVDセット

2015年11月4日水曜日

烏使いのお二人


山を登るときに、すれ違う際には皆こんにちわと挨拶する。

3時過ぎてそろそろ登ってくる人もまばらになってくる。

そんなに若くはないし、僕よりは若く見える二人がゆっくり登ってくる。
最初は旦那さん(多分)と直面する、狭いところだったので僕が道を開ける、少し間をおいて奥さん(多分)が登ってくる。
 すぐそばの低い木の枝に烏が止まっていて羽を広げている、威嚇するというでもなく、ただ時間を潰しているように見える。羽に触れようとしてもそんなに困難な距離でもなく、やたら落ち着いている。もう一羽が山側の近くに止まっている。
 不思議な気配がその界隈にちょっと立ち上っていて、こんにちわの挨拶を済ませ、下りながら振り返ると一の歩く速さに合わせて、そのからすが一緒に登っていく。
 枝から枝に小さく羽ばたきながら登っていく。
 犬みたいについていく。
 飼ってるのか?羨ましかったね。
 からす、二羽。
 どこから一緒に来たんだろう?
 登山口?家から?車に乗せて、山に住んでいて、彼らが来たときだけ一緒についていく?山頂まで行くのかなあ。
 そういえば、山頂にも鳥飼おじさんがいて、頂上の建物の入り口には得ている芝の上によくわからない鳥を止まらせて藻岩山に来た人たちに止まらせたり、見せたりしてた。
 犬を連れた人、ずっと走って登ってくる人、さっきまで街にいたと思われるスカート履いた女の子と下僕みたいの男の子。ヨガの仲間でたまたま登って来た人たち(どうして知ってるかというと、熊野行きのときに同行した人だということ。)、家族連れ、ネクタイをしたサラリーマン。
 はは、いろんな人が登ってくる。
 今日は文化の日。

 久しぶりに頂上まで登った。

 絶頂期から比べると30分余計にかかった。
 下り坂がきつくて、いまも内股が痛い。
 また始めようかな。山登り。

 12月27日(日曜日)のや で忘年会ライブやることにしました。
 2015年のお別れ会です。
 
 1月8日(金曜日)東京 バックインタウン で新年会をやります
 2016年のがんばろう会です。

 わしはちょっと出かけなければならないので、これでおしまい。

 熊野古道、ただいま激しく研究中。
 足腰鍛えないと。

2015年10月20日火曜日

もしもし?テスト、テスト。


目の前にマイクがあって何か喋らないといけない。
ぶるう、について、曲を作った動機、感じていたこと、その時に誰かが言った言葉を思い出して話さないといけない、らしい。

僕は毎週、自分のアルバムの1曲、1曲を振り絞りながら記憶をたどる。
さすがに40年は遠い。
曲の手触りしかなくなってる。

僕はデビューする前は夜の夜中の自分の部屋。
ノートに世の中の感想と目の前の景色と女の子のこと。
昔の景色はもう、そう簡単には動き出さない。

写真なんかいらない。
恋って、ヒステリーだと誰かが言ってたのを耳にして、その言葉も頭の中で動かぬように縛り、ノートに書き写す。

夜を徹して歌を作らなければ、朝が来る前に一曲作ろう。
誰が聞いてくれるんだろう?なんて考えもしない。
君が僕に書いた手紙の返事は出さないよ、いつものことさ。?・・・変な歌詞。

夜の夜中から、空が青く変わる時間を迎えるまで、一晩中かけて変な歌を作っていた。
それから40年経って、そのことのアリバイを語る人になるなんて
想像もしていなかったよ、僕は。

今日の25時、air G。
真夜中に25歳の僕に向かって話しかけているから聞いてみてください。




一平、五十嵐と3人で伊達コンサート。
ギターのジョニー曽山君も元気だった。
久しぶりの団体競技。
二人とも35周年。
夜中に作っていた歌を朝に変えたと五十嵐君。
先月山木君に会い、今月一平さんに会い、口が裂けてもどこが調子悪いとは言わない頑固な同輩。
今の僕らは絶好調。
みんな、
さらに前に一歩。

11月28日(土)の旭川アーリータイムスのあと12月1日(火)札幌、渡辺淳一文学館が決まりました。


このところ朝、毎日クルミの木に登り胡桃を集めに来ているエゾリスの一匹。

冬が近いのであっちの物陰、こっちの土の中と一生懸命に貯蔵してるみたいなので、せっかくなので接写。
この一本の胡桃の木は彼らの毎年の生命線なのかもしれない。
烏もこの木を頼っているみたいなので、日々緊迫しているみたいです。
 










2015年9月28日月曜日

9月28日、雪

雪が降ったらしい。
 この頃の季節に感想を言わないと決めたから。何も言わずにこの雪のニュースを受け入れよう
 もう10月だ。
 
 杉田智子 violin、佐々木聖子 violin、岩田貴子 viola、中川恵美 cello,
 9月15日のセプテンバー バレンタイン コンサート、ものすごい力で後ろから持ち上げてくれた弦カルのみなさん本当にありがとうございました、メンバー紹介を不覚にも落としてしまいました。必ず何か大きな失策をおかしてしまいます。
 リハーサルの時にも一心不乱にはまってしまい、あまり話すこともなく、ただただ、弦の流れに身を任せてしまいました。
 今回のコンサートがお客さんの耳にまともに体当たりしたことは、後でたくさんの人から聞きました。相当な飛距離の出た演奏だったことは間違いないみたいです。
 本来はまずお客さんにお礼を述べるのがこの仕事の筋だとは思うのですが、いかんせんあの後再会する機会もなかったので、ここで言っておこうと思います。
 みんな何十年も同じ楽器を朝昼晩弾いてきた人たちです、僕らだってそうなんだけど何かが微妙に違う、セッションというのとは明らかに違うものかなあ。
 ゆくゆくはセッションと呼べるものになるくらいの距離にさらに近づけたらいいなあ、としみじみとお反芻しています。
 また遊んでください。
 扇柳トールにはあの後何度か会ってるので一応挨拶は済ませている。
 弦に乗ったハープはトゥーツ・シールマンズのようだったって、誰かに例えるのは良くないんだけど、とてもいいトールの響きだった。
 また遊んであげよう。
 廣瀬いづみ、出来上がったアレンジをああしてこーしてと何度言ったか、時々むっと(するだろうなあ?)することもあるんだろうけど、無理な希望を何度叶えてもらったことやらで、多分いづみちゃんじゃなければ最後まで到達しなかったと思います。
 一言「楽しかったね。」でthat`s all right,漢気満載だね。
 もう、ワンステージ以上のスコアが貯まったのでいつでもいける。
 今回の4番バッター廣瀬いづみでした。
 さて、さらに向こうに行こう。

 こんなところでメンバー紹介しちゃって、です。
 なんか、肩の荷おりた。変わらずの横着三昧。

 今日、旭川のアーリータイムス、野澤さんにこの間のライブ飛ばしたリベンジをお願い、の電話する。
 11月28日(土曜日)を決める。
 はは、もう12月だ。

 下の写真はラジオの収録場面。
 藤井はいつの間にかソリの入ったおっかないおじさんになっていた。
 こうやってみるとわしら相当年季入ってるな。
 ははは、その後は正月だ。
 火曜日の25時からえあーじーというFM局でやってる。
 ラジコでも聞くことができるので、遠くの人は。近くても一緒なんだけど試し聞きしてくださいな。
 
 
 松はこのところ急激に愛情度数が上がってきた。
 やたら人のそばに張り付いてくる。
 ちょっと前までは可愛さで胸が熱くなったけど、ようやく、ただ寒いだけということがわかってきてから胸を熱くするのはやめた。
 騙される奴は何度でも騙される。

 飼い主が思ってるほど猫は熱くはないのだ、みんな。
 
 さて、詩を書こう。
 


2015年9月8日火曜日

When I`m sixty-fourを過ぎて


 9月3日、星空料理店で伴さんと誕生会。
 大学時代の枯葉舞うあの第1巻第百章からの付き合いで45年。はは、長すぎてすごいね。
 65歳になるなんて思いもしない。
 普段はあまり心や記憶に残ることを言わない、静かなんだけど、酒飲むと喧しい伴さんがポツリと笑いながら「When I`m sixty-fourも過ぎてしまって、こんな風になると思ったか?」と聞くでもなく、かといって力を落としてるでもなく、普通に静かに感嘆するように聞いてきた。

  The Beatlesがサージャントペパーズで歌ってる「When I`m sixty-four」

 When I get older losing my hair
    many years from now
    Will you still be sending me a valentine ,birthday greeting ,bottle of wine
    ........

    Will you still need me,will still feed me  When I`m sixty-four
 
 歌詞をあっちこと思い出せるところを見ると、第1巻第百章では僕がリードボーカルをとっていた。

 「僕がじいちゃんになったら」
  大雑把な日本語のタイトル。
 うーん、どこをどう叩いても、もう抵抗できないらしい。

 想像なんか出来るわきゃない。45年もまだ先の話。
 稲村さんこーやももういない。

 When I`m sixty-fourも過ぎちゃって。言ってみれば取り返しもつかない。
 1950年生まれの同い年の男が昔同じバンドをやっていて、星空料理店というロマンティックな店でビール飲んでるなんて、メルヘンすぎて歌以上かな。


 9月15日のリハーサルはほぼ順調。
 後は僕の問題。
 近くば寄って、目にもの見せてやるぜぃ。

 ラジオ始めました。
 冷やし中華始めましたみたいだけど、ちがう。ラジオ、それも深夜。
 今日が二回目。
 タイトルが「幸男さん」。最初はこれに躊躇があったけどもう慣れた。
 時間は火曜日の25時から25時30分。僕近辺の年齢の人はそれ相当にきつい時間だと思うけど、どうしても不眠で悩んでるとか、夜中にトイレに行くのが止まらないとか、人生の深みにどっしりとはまったまま身動き取れないとか、金縛りにあうほど暇だとかいう人にはおおよそ適合するかもしれないので聞いてください。
 放送局はAir-G,オッケー藤井という大体なんでも呑み込んでくれる心の狭い男と一緒にやっています。今週の「康世さん」のところは先週聞かせてもらって感心した。笑えて。

 誕生日のお祝い、ありがとうございました。
 これを励みにさらなる精進しますのでよろしく恐惶謹言。
 
 
 






2015年8月11日火曜日

あっけないもんだ、夏なんて。


ものすごい雷が地響きを立てて轟き渡る。
すぐに雨がどやどやと降る。
雨が開け放たれた窓から入ってくるが、降りっぷりがいいのでそのまま放っておく。

あっけないもんだ、夏なんて。

心霊捜査官だったと思う。滅多にタイトル覚えないんで、もしかすると自分が何を見てるのかも自覚がないのだが、エクソシストだな?暇な時にケーブルテレビのタイムスケジュールを見ていて大雑把に取り溜める。once ダブリンの街角で、ソウルガールズ、パピヨン、山猫,オン・ザ・ロード、THE'60s/冷戦、トランセンデンス、エウロパ、バーティカル・リミット、ダーク・スター、ノアの箱舟、ナイン・ゲート、ジャージーボーイズ
昔より今の時代がいいに決まってる。
はは、若い奴が羨ましいなあ、なんだかんだ言っても。

あっけないもんだ、夏なんて。
比喩でもなんでもなく、毎年の感想。

それが済んだら9月。

上のコンサートの告知です。
デザインしてくれたFIXEの橋本女史曰く、「one on one」の進化系、わしもそうだと思う。
頑張ります。
フェンダー欲しい。

2015年7月27日月曜日

ナバロンの要塞だぜ。




 暑中お見舞い申し上げます。

 暑い、ような気がする。

 夜になれば普通に気温が下がり、寝苦しいということもなく、朝まで大体睡眠の底。
 それでも、いくら寝ても充分な睡眠というものはないもんだ。

 このところ本ばかり読んでいて、目の前に幕がかかる所謂疲れ目でカエルや蛇の気持ちがよくわかる。一日に文庫本一冊は楽勝だったのに、今は登山みたいにはあはあ息切らせながらページをめくる始末。
 ふと思い立って目薬を買ってみる。
 慣れないから上手く目の中に落ちていかない。目薬の雫が怖くて、一滴垂らすたびに目がよける、人が目薬を差すのを見てると簡単にやっているように見えるけど、自分でやるとダメだ。目の周りが子供の使った台所みたいにビシャビシャになっていて、運よく瞼にたどり着いたやつが薬の役目を担う。慣れなんだろうけど、どう考えても正しい点眼とは言えない。衛生というところから見ても間違ってるような気がするけど、今しばらくはこれしかない。
 こんなに痛いもんか?と差すたび感じるんだけど、こんなもんなんだろうなあ?
 
 それにしても湿気ってるなあ?今年の札幌は。
 今だって湿度は80%。
 9時半か?思いの外気温が下がらないな。
 肌がヌメヌメして気持ち悪いなあ。
 カエルか蛇になった気分。
 今日は一日中爬虫類の日だなあ。
 やんなっちゃったなあ。舌でも出してみるか。

 上の写真は藻岩の下にある水力発電所。そばに行ってみるとウィー〜ンと唸ってるので何がしかの仕事はしてるみたいだけど、あまり熱意は感じられない唸り方で、とりあえずやってるぞという姿勢だけは見せておこう的な様子。
 何か説明看板ぐらい立てて、真面目にこういったことに従事していますくらいなことを書いたほうが親切なんだけどなあ。結構珍しいものだしね、今時街中の物件としては。
 以前はここもどこからでも見える風景だったんふだけど、街が覆いかぶさってしまい記憶のある人にしか見えない場所になったね。

 9時45分になったけど、まだ暑い。26度。はは、暑くはないか?

 僕はこれから机に向かって勉強します。
 ノートとペンは用意できてます。
 あとは、頭の中でこっそりと隠れているやつを引きずり出し、引っぺがして目に見えるように文字に変換することだけです。
 厄介なことは何もない、ただノートに書き写すだけ。

 みんなも夏に負けないように精を出してください。
 年々歳々どの季節も手強くなってきますが無闇に押し切られたり、肩入れしたり、突き落とされたり、過渡に思い入れしたりすることなく、淡々と優しい気持ちで過ごしましょう。

 10時02分。ようやくカーテンの裾から足元に20度くらいの空気の気配。
 7月27日。

 K、頭にきたって?久しぶりに聞いたなあ、その言葉。あんまり使わないからね最近。
 H,切って治るものならそのほうがいい。しばらくは平穏で暮らしていきたいもんだ。
 J、還暦を迎えてのセッション?まあ、あまり年齢にこだわってもだんだん息苦しくなっていくよ。動くものはいつかは止まるし、立つものはいつか静かになるなんてね。
 A,確かにギターは上手くなってるような気がする。欲しいものがあるかどうかはものすごく大事なことなんだって。いつまでも欲丸出しというのは今更にかっこいいかも。
 Y,サンマの佃煮まだ開けてないけど、きっとおいしいような気がする。

 昔、稲村さんが自分のブログを連絡板のように使っていたことがあって、そんなプライベートなことを書くなんてと思ってたけど、本当はそうじゃなかったんだと最近気づいた。
 誰にも届けない連絡板。

 それはブラックホールのようなゴミ捨て場のような。

 10時26分。
 夏休みが始まったせいか、山の通りはいつもよりこの時間でさえ車の量が多い。
 松連れて外に出てみようか。さっき雲の中に月が出ていた。
 夏、楽しいぜ。
 
 

2015年7月8日水曜日

まずは復調。


 天気だ、ここの空は特別な色です。
 ぐるり廻りがみどりに囲まれ赤いパラソルが今年も開いている。
 大の大人が昼日中から太陽にあたってアイスコーヒー二つ、止まったリフトのワイア見てる。
 みるみる日に焼けていく男と太陽背に受けた男と山の中腹で働くパワーショベルの男らしい叫び声。
 贅沢なもんだ。
 結局「昔話」と「自慢話」と「説教」をしないように用心が肝要というテレビのはなしでおしまい。
 休憩はこれくらいグダグダじゃないと、楽しかった。

 あと一週間で帯広ホーリーズ、
 7月15日、帯広西16条南35丁目2−10
 OPEN 18:30 START 19:00   0155-66-9399
  もう、大丈夫。

 「シャイニング」から36年「ドクター スリープ」。
 36年経って続編、「IT」、「不眠症」、「ドリームキャッチャー」が蘇る。
 前巻読了。
 最初はこの話は一体どこに行くのだろう?と思ったけど相変わらずのキングでした。

 ウオーレン・ジヴォンへの献辞が泣ける。

 「ウオーレン、いまきみがどこにいようとも、この本はきみにむけた遠吠えだ。会えなくなって寂しいぞ、相棒。」
 
 

 

2015年6月22日月曜日

オートバイ乗りがブォンブォン、グルグル回りながらのぼっていく


 この向こうに大きな樽があって、その中をオートバイ乗りが遠心力頼みでグルグル回っている。樽の直径は10メートルはないかもしれない。
 その樽のてっぺんにお客さんがいて、その樽を覗き込むようになっている。

 オートバイ乗りがブォンブォン、グルグル回りながら上に登ってくる。

 お客さんの中にご祝儀のお札を振る人がいて、それをオートバイ乗りの兄ちゃんはさりげなく見つけ、グルグル回りながらそのお札を片手でヒョイと受け取り、軽く敬礼してグルグルを繰り返す。
 かっこいいよ。
 というのをずっと以前に見た。
 
 今はもう入らない。

 オートバイの爆音だけが幕の向こうから聞こえてくる。

 天気がよく、見世物小屋、お化け屋敷、オートバイの樽乗り、出店、ここの一角だけアスファルトもコンクリートもなく地面が剥き出し。中島公園にこんな一角あったっけ?とふと思った。大勢の人の行き来で土ぼこりがモウモウと舞っている。
 迷子の放送も流れていて、いい加減に引き取りに来ないとどっかに売っちゃうよと言いてる。

 そういえばサーカスはもうついていないんだ。
 サーカスはいまや単体で地方巡業できる。
 子ども頃はサーカスもお祭り興行のオプションについていて、見世物小屋、お化け屋敷、アセチレンガスの臭い、それらでもう別次元感満載だった。

 サーカスには売られてきた子どもが健気に働いてる、ということをまことしやかに学校や、雑誌や、映画や、ラジオなどで語られていた。

 サーカスに対する一種の差別と営業妨害と噂のてんこ盛りと、都市伝説と、なにがしかの真実のごった煮と、勝手な世間のいいがかり。
 
 天気も良かったので想像通りの人出。身動きが取れないところもあるけど、大勢の人は思いの外平気みたいで、人の流れにまるまま任せているのが面白いね。
 そういえばなんだか静かだったなあ。もっと賑やかに音が溢れ、人はもう少し殺気立っていたような気がするんだけど、昔のお祭り風景は。
 日本人てこういう種族になってきてるんだなあ、きっと。つまんない。
 僕はだいぶ年取ってきてるから文句は数多く言うようになってきてる。
 日本人て、なんてこと昔は言わんかったぜ。

 帰り道に改修塗装された豊平館の姿が、すっかりお姫様のドレスみたいな青色になっちゃっていて、いいのか?豊平館、そんなお姫様のドレスみたいな色で。今度機会があったら豊平館の建った時の色を調べてみようっと。文句を言ってるんじゃない。ぜひ中島公園に行ったら見に行ってください。
 名前忘れたけど、長い棒のバニラ味のものを買ってた食べた。カタカナの名前が付いていた。20センチ。



 喉は治っているような停滞してるような、よくわからない状態。
 今週の土曜日は小樽一匹長屋。
 そうしたら、もう、6月も終わり。
 良い天気の日が続いてるのでずっと自転車の日が続いてる。

 ここは藻南公園の坂を登りきり、石山方面と真駒内、支笏湖方面の交差点を左に曲がり、すぐの自転車ロードに入ったところからアパート群が見えるところ。綺麗な景色が続き真駒内公園に続いていく道路。方位的には北かも。この辺りは木々が多いところなのだが虫がいない。変といえば変かも。みんな自然は好きなんだけど虫、込みでというわけじゃないんだ。僕だって虫は嫌いだから、あるがままの自然を何てことは口が裂けても言えない。頭から毛虫が降ってきたらたまらない。本当のことを言えばね。

 O,編集どうなった?まとまったら連絡早くちょうだいね。K,ひさしぶりだった、元気そうで何より。僕は別に会うことを拒んでるわけでも、何かネガティブなものを抱え持ってるわけじゃない。また、機会があったら一晩中話したいよ。J,できるだけやれるように練習してみる。Yさん、確かに平和は大事だけど、それと、平和は絶対的な正義になっちゃうから反対語をいうことは勇気がいることなんじゃないかなあ。僕はやっぱりジョンは間違ってると思う。世の中はもう少し複雑でさあ。言葉が圧力団体になってしまうことはやっぱり良くないと思う。みんなビクビクしながら言葉を発していて、おびえながら意見を言う近況、現状。この言葉だけが例外というのは、そして広い空間をもたせてもらって贅沢に暮らしている。違うと思う。
 Kさん、書いていくと上手くなっていくもんだね。その調子で頑張ってね。僕だって腕や指が思うように脳みその中身を伝えられるわけじゃないもの。M,近所の中華屋で良いかや?M,僕はパンケーキ屋だって一人で入れる、昨日は王様の🍰というのを食べた。




 
 
 
 

2015年6月12日金曜日

君たちは誰だ?俺らか。




ブログ書き終わって公開しようとしたら、一切動かなくなって、そのまま放置していたのが先週。今、もう一度立ち上げたら、なんとなく動きそうなので、また新たに書くことにする。
 パソコンまで調子悪くなるのかと、大昔、天中殺というのが流行ったけど、それを思い出した。こういう時は動かない方がいいんだけど。かといって、何時まで?というはっきりとしたものがあるのでもないらしいから厄介かな?
 この3週間以上の時間、逆にのんびり過ごしたかもしれない。
 出ないものはしょうがないし、自分の力の与り知らぬところでカチカチと時が過ぎるだけ、時間が経てば普通、元に戻るだろう、若しかしたら年齢のせいで幾分遅れるかもしれないけど、全く希望がなくなるわけでもねえべ。みたいなことを思っていた。
 
 喉痛めて4周目。
 JUST FOLK ーあの時代へのノスタルジー「ノスタルジア’70」コンサートにはかろうじて、辛うじて間に合った。
 上の写真は土曜日の渡辺淳一文学館の時に使った第1巻第100章の最初の頃のもので、サークルの窓越しに撮ったもの。誰もしないテニスコートに降りてバンドのプロモーション写真撮ろうということで写してもらった。
 21、2の頃だと思うけど、左側二人はもういない。
 40年も前の若者達。自分だという実感もあんまりないなあ。
 なんとか最後まで歌いきれた。本番前までは最後までたどり着けなかもという不安があったが、それはそれで、その時に考えようと思っていた。
 長いこと歌っていれば、たぶん、本番の最中に思いがけないアクシデント、ハプニング、予測不可能なこと、ついていないこと等々、いろいろあるんだろうって思っていた。
 そんな中での70年代「ノスタルジア’70」とついたタイトルのコンサート。
 思いをかぶせようとすれば、なんでも覆い被せることができるけど、それもちょっと違う、過ぎてきたことって、もう過ぎて、去ってしまっていて、思い出す作業以上のことは何もできないし、ましてそのことに反省しても、威張ってみても、萎縮しても、笑ったって、感傷を持ってみたって、ほんとうのところどれも当たっていないのだね。
 ただ歌があって、その横を思い出がスライドみたいに流れていく。そのスライドがみんなそれぞれに違っていて、今の時間と折り合いつけようとジタバタ音を立てながら通過する。素敵なことだと思うね、瞬間的に過ぎてゆく昔の映像は。
 またしても、たくさんの人の力に乗っかってしまった。
 力を貸してという方は気楽にそのこと言うけど、貸す方は、どうせ貸すのなら有効になるように、自分の思いも含めてか貸してあげたいと思う。尽力というくらいだもんね。
 あんまり、感謝されると僕は恐縮するタイプなので、僕もあんまり感謝を表明しないようにするけど、ジンときたよ。

 今週も今の所静かにしている。
 話すのには何の苦労もなくなった。
 
 上の写真は4丁目にエイトビルがあり、ヤマハがまだここにあった時の、レコード覗いたり、4回のスタジオメイに誰かいないかと探しに行ってた頃のもの。伴とひろっちゃん。今では珍しい楽器やスピーカーが並んでいる。

 Kさん、O君の分も欲しいので明日にでも電話します。F、明日昼頃にスタジオに間に合うようにします、40分くらいだとちょっと時間が足りなかもしれない。インタビューだけで終わるよ。D,録音終わったら見にゆく。ご祝儀持って。Hさん、ナイアガラの資料メールで送る。C,パンケーキ食べに行くね。 Mちゃん、喉のハーブティ想像よりもよく効いたかもしれない。T,「のたり松太郎」渡し損なってまだ車の後ろに積んであるから、今度持って行って。F,とりあえずラジオまた始めることだけ言っておくかな。O君、いくら聞いてもこれから先、死ぬまで聞いても聞ききれない量だぜ。Y君、股関節はそう簡単には柔らかくはならない。

 

2015年5月23日土曜日

人が変われば、声も変わる。


急性喉頭炎、
喉頭だけに起こることは稀で、ほとんどが急性上気道炎(いわゆる風邪)に合併して起こるために、急性鼻炎や急性咽頭炎もともなっています。また、急性気管支炎も併発することがあります。
ということで病院に行ったら上の診断が出て岩内から帰って、1週間沈黙の日々を送っていました。
僕は病気の診断が出るとなぜか、心が落ち着く人で、「そうか、そういうことなのね?じゃ、ジタバタしてもしようがないか。了解。」ということで一件落着。
あとは治るのを待ってれば日々は過ぎていく。
岩内の湯けむりライブのリハーサル、途中から急に声がかれた。
歌ってる途中から声が枯れるというのは初めての経験で、もう何が何だか。
本番が始まる1時間半の間はのど飴舐めたり、水飲んだり、痰を切ったり、逆立ちしたり、布団に入って暖かくしたりとにかく、やたら忙しかった。要するに、足掻き倒したわけです。

いったん忽然と消えた声は帰るべくもなく、空気の成分のやたら多い声だけが残った。
そのときにはもう、声帯がきちんと閉じることなく隙間が出来ていたらしい。
もう、行くしかないというのは初めてかな?たぶん。
集まってくれたお客さんの前で、さっき、突然声がかれてしまいました、井戸が枯れるのとは違うけどおおよそはそういうことなんだけど、多分、その経緯をきちんと説明した記憶がないので、みなさんは何が何だかと思われたことと思う。初めて観に来たという人はもっと驚いたと思う。ギターを持ってバックに人達がいるとはいいながら、真ん中でいきなりヒーヒーいってうたうおとこの存在を。
力一杯、空気を気道に送らないと声が声にならなくなっていて、空気の塊を気道の壁に便宜的にぶつけて、それを喉全体で声にして口から出す、といったら大体合っているかなあ。
変な体験だった、自分が使ったことのないところを使って歌を歌ってる。
来ていただいたお客さんにはどんな言葉でも申し訳なさを伝えることがないほど、迷惑と不快な気持ちにさせてしまったかもしれません。
それでも、みなさん、一緒に歌ってくれたり、手拍子してくれたり、声をかけてくれたりと、とてつもなく気を使ってもらいました。
ライブの冒頭に言ったように忘れようのないライブになりました。
何よりもみなさんの力がなかったら最後までたどり着けなかったライブです。
ある意味なんだか奇跡を見たような気がします。
そして、ありがとうのスタッフの行き届いたお力添えと企画してくれた邦さんに感謝です。
多分、この経験は必要なものなんだったんだろう、と思います。
いろんなものがまだ足りなくて、まだまだ、お前にはひどい目にあってもらって、人生をきっちりと覚えてもらうからというボブ・ディランからの啓示かもしれません。
今、ボブ・ディランを聞きながらこれを書いているのですが、ディランの声や歌い方がなんとなく被ってきます。ディランは高校一年生の時に「Bob Dylan」初めて聞き、あまりにも乱暴なレコードで(当時のポップスを聞きなれた耳にはあまりにも異質だった)、それ以来僕はDylanの入り口を見つけられないまま今日に至るだった。でも、今度はこの歳にな
ると言葉の理解がないと入っていけなくなってしまっているという面倒なところにいることに気づく。
ということで、まだ1週間。
話すことには不自由が無くなった。まだ胸を鳴らす話法だけど。
明日は旭川、アーリータイムスの野澤さんに昨日、無理だと電話入れたら、会いたがってる人がいるからとにかく来ませんか」?
ということでどんな蓋が開くかわからないけど、旭川アーリータイムス行きます。

1964年「Another side of Bob Dylan」のMy Back Pagesまで来た。Byirdsで好きな曲だ。

S君、そんなわけで近況報告ならび馬鹿話は来週に持ち越しになりました。D、子供が生まれたという話はあんまり最近ないからめでたい。Kさん、来週あたり自転車で行きますのでよろしく。B、塩昆布と練り梅干しまではいいけど鰹節まで入れると、もうそれは梅昆布茶とは言わないと思う。K、今度パンケーキ食いに行くよ。Kさん、月曜日のラジオカッよろしくお願いします。F君、水曜日ラジオよろしくね。Y、9月の件了解しました。


2015年5月14日木曜日

流れる雲は食えるか。

こんにちわ。

毎日、忙しく暮らしています。
いろいろ、人は事情を毎日生きてますが、僕はこの頃改めて、楽しく愉快に暮らすことを本当におもうよ、と言うのを長くなりつつある友達と、一杯1000円もするコーヒーを飲みながら聞いていました。楽しく愉快に暮らすと言ってるのは僕じゃないから。僕はもう少しネガティブだから。
うーん、面倒臭い文章を最近平気で書いてるなあ、つまり、悪文だと思いますが気にしないでください。

一杯1000円するコーヒー屋にはおいそれとは人が近づかないので、ゆったりと最近の切羽詰まったそれぞれの人生を語り合いました。切羽詰まったからって何かが著しく変化するかというとそういうこともないので、、人は呑気なものです。

13Fという映画を昼間ボンヤリ観ていました。多分好きなんだろうなあ?
調べたら1999年の映画となっていて、16年まえのもの。
僕の記憶では80年の最初の頃で、SF映画がザバザバ出ていた時期だとずっと思っていた。まだ16年しか経っていない。記憶がそろそろ微妙にねじれてきていて、時間軸がまっすぐになっていない。なんだか脳の中がパラレルワールドになってきている。
もともと、記憶が整理されていなくても痛くもかゆくもない人で、記憶にまつわる話をしない限りはそんなに不都合はないからいいや。
音楽をやるのに何か困るかというと何も困らない。

できるだけ、話の重複はしないように心がけているけれど、それだって記憶に関わることだからことはそう簡単ではないね。で、人は時にして優しいから、その話前にも聞いたとはなかなか言わない。かといって、言って欲しいかといえば、それはそれで迷惑なことかもしれないなあ、よくわからん。

間違いなく、みんな元気に生きているのだけは確かだね。

こんにちは。

こんにちは、「は」かもしれないとお思い直して、挨拶を。
どっちだっけ?

今日はこれから、夕方、練習しに出かける。
声が潰れてしまったので、今週は大体人の話を聞く係りになっている。
岩内の分と、旭川の分と、札幌の分をバラバラにやるから声と腕に負担がかかる。
格段の進歩進展はない、残念ながら。いわゆるのりしろっつう奴か?
あさって岩内の温泉ライブじゃ。それが済むと次はお客さんが話しかけてくる旭川アーリータイムス、で、月が変わって札幌、丸々フォークソングのカバー大会渡辺淳一文学館。


13Fのラストシーンに2024年という表示が出て浜辺に林立するビルが出てくるんだけど2024年みたいだった。25年くらいの先はまだ映画でも想像はつくらしい。

江戸川乱歩を読んでる。
明智小五郎と小林少年が子供の頃嫌いで全く乱歩には近づかなかった。
何が嫌いだったのかよく覚えていないけど、嫌いだという記憶だけが残っているから、人間の世の中面倒臭いものだね。
小林少年だったけ?中村少年?菊池少年?若林少年?
江戸川乱歩は変態だったなあ?と「人間椅子」を読んで思う。なんともいわれぬ今は姿を消した昭和のぬめぬめぬらぬらした湿気感、懐かしいなあ。

もう、4時過ぎた。そろそろ出かけよう。

皆さんも今日1日、残すところ夜の部しかありませんが、どうぞ転倒などしないように、元気でお過ごしください。

写真は、流れる雲が食えるかどうか思案の松茸。

さいなら。






2015年4月21日火曜日

坂道でブレーキ、キーキー鳴らすおじさんのこと


ところで、皆さん元気ですか?


ここから真っ直ぐに歩いていくと、札幌駅の真ん前にぶつかる。
ここは中島公園の地下鉄乗り場がある入り口。
4月になってから今年初めての自転車で、人が立ってる辺りを右に曲がるとすぐに豊平川。
雪もなくなり、街自体が素っ裸状態で、札幌の規模が一目でわかる。
街に見栄を張らせてくれるのが木々の緑だということがよくわかるね。

自転車自体がちょっと古くなってメンテナンスもいい加減、ディスクブレーキということもあってブレーキをかけるたびにキーキーいう。いつぞや見かけたススキを荷台に乗せて、坂でキーキー鳴らしていたおじさんみたいで格好いいんだか悪いんだかよくわからない、人が気付いてくれるからいいっちゃいいんだけど。

自転車に乗っていて一番の事は、幸せだなああああーあああ、としみじみ思わせてくれる瞬間が風の向こう側から突然やってくること。本当にしあわせだなああああー、ああーと思える瞬間。
いい年になると、そう簡単に幸せ感はやってこない。
じてんしゃをこの青い空の下で漕いでいると本当にやってくる。
音楽は要るけれど。
街中ではイヤホンは着けられないけど、豊平川に降りてイヤホンを装着し、徐々にスピードを上げ、リズムにスピードがシンクロしてくると空の色が変わるのです。
札幌は小さな街だから、昼日中から自転車に乗って幸せをむやみに感じている人はそう多くない。この川を下って、下って、ずっといくと雁来から江別に向かう。
例えば、
・・・まあいいや。

リニアモーターが今日、603キロ出したそうです。
記録を作った。
まだしつこく開発していて、初めて聞いたのは相当前で、実用に向かない戸言う話も途中何度も聞き、それでもコツコツと研究してお金を使って、追いかけてきたこの乗り物、執念なんだろうね。それとも引くに引けない状態ななのか?それでも、日本の偉いところだね。きっと文句を言う奴はいると思うけど、頑張ってほしいなあ。
僕は鉄道オタクでも乗り物好きでもないけど、見たことのないものは好きかもしれない。


眼科の写真です。
飛蚊症かもしれないと思って診察受けに来たら、飛蚊症だった。
先生は耳が悪いのか、もともと声が大きいのか「これは飛蚊症ですね、まあ、大体が加齢にによるもので、加齢が原因と言われて、まあ、年齢がいくと結構なる人が多いですね。一種の目の老化によるものです。」、うるさいっちゅうの。
ぴかぴか目の端が光るなあ?と思ってたら左45度くらいの視界にちいさなゴミみたいなものが現れ一向に消えない。飛蚊症という名前は前から知っていた。
目の動きと一緒にそのゴミは動く。一旦気になるともう止まらない、しまいには酔ってくる。えらいもんだ。
つうことで、加齢による飛蚊症開催中。
それよりも何よりも、せっかくだから緑内障や白内障や網膜剥離などの検査をしましょう、眼底検査どうですか?ということで折角勧めてくれるので受けることにした。
40分くらいかかります。
えっ40分も?何されるんだろう?と思ってドキドキしてたら目薬をさされ、20分経ったらまた別の目薬さされ、しばらくして喉が渇いたので向かいにあったスーパーで何か買ってこようと思い外に出たら、視界がぼんやりして、横断歩道を渡ったときに白色がぴかぴか光る白でびっくりした。
なんか薬やってるみたいで楽しかった。こんな風に見えるんだ、世の中、ね?
例えば、
????まあ、いいや。

佐々木好のドライブ練習している。
好は素晴らしい歌い手だった、息継ぎを必要としないよわたしゃ、みたいに歌っていく。
変な歌詞を書く娘だったんだと思うよ。

僕は6月に人の歌だけを歌う。

去年から人の歌を歌うことを意識してやろうとしてるんだけど、難しいね。
音楽には決まりがないというんだけど、やっぱり決まりはあって、その中で人の首根っこつかまえてユサユサ揺さぶるものを作っていく。
えらいことに首突っ込んだものだ。

長くなりそうだから今日はもうやめる。

O君、こんな楽しい時間をくれてありがとう。what a wonderful world!だね。
F、変な体験だったけどいろんな人たちがいろんなことに頭を絞り生きているんだなあ、思いしろかったけど、もう行かないなあ、誘われても。Sさん、辛抱が切れたらさっさと放り投げて自分勝手に行こうよ。
Kさん、その後調子はいかがですか?Hちゃん、長い付き合いになるけど、メールの表記が違うよ、僕は幸夫じゃなく、幸男です。実のところ僕はこのことについてはあまり強くは言えないんだ、同じような感違いを長くしていたことがあるから。


おわり






2015年4月9日木曜日

April come she will



丸ちゃんのCDが出来上がってきた。
丸石輝正「Shine」。
札幌は音楽処、コーチャンフォーで売ってるからお買い求めください。
人のことを売るのは存外気楽で、平気で買ってくださいとも言える。
シンガーソングラーターというよりも彼はシンガーで、唄がぶれない人です。
ビギンで録りたかったんだけど、アレンジャーがポップなボサノバでやりたいというのでキュートになった僕の書いた「桜三月 猫の鼻」も入っています。

やり慣れないプロデュースで気が張ってしまって自分のレコーディングよりも圧倒的に疲れた。
遠い和歌山の地で今日も唄っている。多分。
去年知り合って今年はここまで来た。
人の出会いはとにかく面白いね。



なんだか面白い話が沢山入ってきて、退屈しない。
ふと、人は誰かのことを思いだすみたいです。
そしてなんとなく会いたくなって電話して、場所決めてひさしぶりの握手や挨拶をして静々と近況を語り合う。
大抵は時間の経つスピードを感嘆して、若かった時のことを少し、共通してた時を話し合い、思い出したように残されてきた時間をこっそりと確認し合う。
正直なところ何年たっても時間を所有している実感はなく、当然僕は時間の残高をはっきりとは認識できない。
やりたいことを話したり、計画立てたり、人に共感してもらったり、今よりできるだけ前に進んでいたいという欲求だけを図々しく前面に押しだすことを良しとしている自分が最近の自分じゃ。

松の部屋は相変わらず鍵がかかったままで開く気配がないので、この部屋でもいいかと横着をかます。
僕はこのところ極端な睡眠不足に悩まされ、だいたい4時間。
寝る時間は3時過ぎ、相当な若者時間で、20代の頃みたいです。
1時過ぎから「さーみーしーぃーーっ!」、「ひーーまーーだーー!!」、「ひいるーー、さんざんー、ねーてーるーからーーぁ、ねーむーくーなーーぃいい。」「おーーきーーろーー!!」が始まる。なだめても脅してもだけで、金輪際ヤーーメーーナーーイいい。
かわいくない。
松は人間でいうと40歳くらいか?僕は64歳である程度共感しょうと思えば共感、共闘でき年齢なんだけど、だめだ。話し合う気はないみたいで夜中のアジテーションは続く。
いっそ、もう少しジジィになってくれないかとも思うけど、僕はそうなったら更に上の年齢になってしまう。うまくいかないもんだ。

世の中は相変わらず右と左に振れていて、ウンコの投げ合い状態に勢いがつく。
本当のところを知ってる人はそんなものを掴みもしないのに。
憎しみが増幅していくと間違いなく戦争になるのに。
誰か止める人はいないのかなあ?

岩内の邦さんに湯けむりライブでもやりますか?と去年言われて随分先の話だなあとおもってたら、もうひと月とチョット。早い!
5月16日。どんなライブになるのか想像がつかないんだけど。
確かに温泉に行きたいなあ。それも今すぐ。
5月24日旭川アーリータイムスが決まりました。

6月6日渡辺淳一文学館は「JUST FOLK」をやろうと思っています。
6月27日 小樽 一匹長屋
7月2日 東京 バックイン タウン
そこから西に行くか、北海道に戻って東に行くか?





2015年3月25日水曜日

お汁粉


facebookやブログには必ずと言っていいほど食べ物の写真が載っていて、その目的がよくわからない人が自分だとずっと思っていて、金輪際そういうものを載せないでおこうと決心までしていたのに、やってしまった、お汁粉の写真。
 店の人がお盆を持ってきたときには、去年の9月、10月か?和歌山の甘味処以来のお汁粉で、粛々と戴こうと思っていたんだけど魔が差した。
 カバンから携帯出して、何ら躊躇することなくシャッターを押していた。
 なんら臆することもなく、それもちゃんとカメラアングルまで考え、綺麗に写るように小細工の果てまでして撮ったのがこれだ。
 年取ると人は自分が意識していようがいまいが、いろんなことが平気でできるようになる。

 多分、ラーメンやカレーだったらやらなかったと思う。
 おじさんは一心不乱にお汁粉の写真を撮って自分のブログに載せてしまった。
 本来は椎茸と筍の入ったハヤシライスを載せた方がこれを読んでる人には親切なのかもしれないなあ?
 こういうところに入ってお汁粉を頼むという機会はそう多くはないだろう、最初、コーヒーか紅茶にしようと思って入ったんだけど、メニューをめくっていって、ここに到着した。人生でお汁粉を頼んだというのはおそらく、5回はないと思う。
 一種の記念写真。
 めったにないものや事は記念に撮っておく。
 いつからそういう男になったと聞かれると困るけど、どうもそういう気分に襲われたらしい。そううことでこんな処でクドクドととぐろを巻く始末になってしまった。

 息をするのも大変なほど甘いお汁粉だった。
 ここまで甘いものに出会ったのも何年ぶりだろうというくらいの絶品だった。
 これは確実に体を壊すだろうという実感を伴った非常に緊張感のあるお汁粉。
 けっして貶しているのではない。
 本来食べ物は何らのリミッターが付いているべきではない、特に甘いものは命を削って食う、くらいの覚悟が昔はあったような気がする。甘さは控えちゃいけない。

7月2日(木)、東京バックインタウン決まりました。
その近辺のライブスケジュールを調整中。

6月27日、帯広ホーリーズ、前の日にトールがロケット姉妹でやってるというので、それならば次の日に手伝ってもらおうと思ってブッキングしたんだけど、トールに電話して確認したら27日は釧路で本番ということだった。そして改めて、つくずくカレンダー見てみると小樽、一匹長屋と書いてある。そういえば前に一度釧路の話はトールから聞いていた。そうか、トールはいないんだ。どうしょう?哲治にしばらくあってないなあ。

fっっっっっgt

これは今、松がキーボードの上を歩いて行った文字。
散歩時間。
何か言いたいのか?


fuckin' greatか?
それとも松の部屋なんとかしろ、か?

今、歌本3冊前に悪戦苦闘中。
プロの作曲家の仕事はすごいね。







 

2015年3月21日土曜日

Hello


体がなまって、鈍ってしようがない春です。

可愛くない顔で口開けてるけど一応これはアクビです。
いつかチャンスがあったら欠伸して目を剥いてる写真が撮りたいなあ、と思っていたので一応本位です。
これはいい写真だす。

3月14日はベーカーショップブギーの連中とトールにたっぷり揉んでもらったので精神の凝りはとれました。本当に滅茶苦茶ロックな人たちで、熱いものは来てくださった方々には十分に伝わったと思います。少しずつメンバーも満身創痍になってきていて、その隙間をぬって生きていくロックロール人生になってまいりました。
どこをどう転がっていくか?わしら。
いよいよ音楽がローリングはじめ、音が燻(くすぶ)り出してきた。
こんな風に音楽が体にいいもんだとは思わなかったね。

thank you folks!

レコーディングも終わり、あとは発売を待つだけです。
丸石輝正「Shine」4月5日発売。
丸ちゃん、歌うまいから落ち着いて聴けると思うので是非4月4日の渡辺淳一文学館のライブを見に行って、CDも買ってください。2時スタートです。
僕の曲もキュートに仕上がっているので聞いてみてください。

今週から真面目に自分のブッキング、ライブの構想、アイディアなどをざっくりと考え始める。
来年一年のことも視野に入ってきたので、相当大ごとになってきたけど。

旭川(5月24日、アーリータイムス)、小樽(6月27日、一匹長屋)が決まりです。

あきさん、伝言聞きました。あまりサボらないように書くようにします。
Kさん励ましのお便りありがとうございます。笑顔大事に歌います。
Sさん、イチゴ素晴らしかったです。
G,そこは壁を爆弾で破って、巨人を先頭に押し進み、大砲をまず潰すしかないね。
Oさん、あまり過激に押し通すとあんまり聞いてもらえないかもしれないな?
壇蜜の5月6月のカレンダーはどんなんだろう?

さて、久しぶりにハヤシライス作ろう。
筍と干し椎茸買って来ないといけない。牛肉と。


2015年2月28日土曜日

リハーサルとレコーディング



久しぶりにベーカーのメンバーに会ってリハーサルが始まった。
ベーカー・ショップ・ブギーが正しいバンド名。
最初はドラムのノリさん抜きで譜面当たりをする、今回はスピード感を重視のメニューにしたつもり、それとメンバーとの息もわかってきたので出来るだけリラックスできるというのが大体の進行目標だす。
元、ヤギ、大介、と僕淡々と、真面目にきつい緊張感とおっさん達の長年培ってきた音の中で空気が振動する。
なんて真面目なんだろう?
みんなきちんと音をさらってきていて、進行も把握していて、一本筋を通そうとする。
ギターの元は去年のこの時期に足を骨折して、その骨折をこじらせて2回手術したのにもかかわらず今日も生きてギターを弾いている。
キーボードの大介は一応低姿勢なんだけど恐らく人の話は聞いていない。
ヤギは黙々とベースを弾いていて、思い出したようにニヤリと笑う。
僕は僕でこの時期はまだ自分のことで精一杯で、ひたすらコードのことを考えている。
バンドがすごいのはみんなそれぞれが何やるか知ってるところで、本番になったらその人間分だけの音を出すのさ。
それにしても、カバーは厄介な歌を選んでしまった。格好いいんだけど、歌詞が哲学で意味がよくわからん。
ずっと歌いたかった歌なんだけど、難しい。
3月14日はペニーレーン。
頑張ります。


今週はもう一つ。
芸術の森スタジオで丸石輝正くんのレコーディング。
先月からアレンジの作業を始めて、ようやくスタジオにこぎつけました。
ドラムス、ピアノ、ベース、ギターのリズムトラックを一気呵成に取り込む。
写真に写り込んでいるアレンジャー二人(西岡君、いづみちゃん)の尽力が大で予想以上のものが録音できた。
ハプニングもたくさん生まれて、とにかくいいレコーディングでした。


僕も一曲書き下ろして丸ちゃんに歌ってもらう。

こっちのメンバーは大体30代で、上のライブの60代とはまた趣が違っていてその差異がとても面白い時間だった。
4月5日に丸石輝正CD「Shine」がリリースされるとのことで、是非お聞きください。
多分素晴らしいものになってるはずです。
いまはボーカルの取り込みと、リード楽器の取り込みなどでダビングの作業が来週までつづきます。

「ワン、ツー、スリー、フォー」
ガットと鉄弦の2本のアコースティックギター、アルペジオとオブリガートのイントロから入っていき、歌が入ってくる。
町田くんと古館くんはお互いの呼吸を計りながら歌の中心から出たり入ったりを始める。
まるちゃんの歌は音の隙間をさらにこじ開けるように、そしてさらに自分の居場所を広げるようにアルペジオとオブリカートを整理する。
一発勝負の録音で、レコーディングの最後にこれをやるというのはかなりかっこいいね。
緊張感がそのテイクの中に溢れかえっている。
いろんな音が取れた。
僕らは虫取り網を持った子供のように、たくさんの音をブンブン振り回して網で捕獲。
楽しいことこの上ない。

はるみというみかんがあって、それがやたらとうまい。
この、はるみ、というのはきっと人の名前からとったんだろうなあ。
もう少し別の名前でもよかったのにと思うけど、大きなお世話だすなあ?


2015年2月13日金曜日

松はカナリアになる



一年が経ち、冬の真っ最中。

毎日、毎日ギターを弾いている。
仕事だから唄ってるわけでもないみたい。
時々、機械のように正確に、微動することのない歌を唄ってみたいと思うことがある。
昔よりもその意識は強く、とにかく揺るぎのない歌だ。
もともと、そんな風に歌うことになんの贔屓もなかったんだけど、自分の揺らぎ方に「?」と思うこと。
世の中には肘が触れ合うくらいの歌うたいがいる。
多分、人前で歌うくらいだからそれ相当の自信があり、それ相当のうぬぼれもある。

一年が経ち、冬の真っ最中。
自分の作った歌をようやく遠くから聞くことができる。
作ってる時から不思議な空間を持ってるアルバムだと薄々感じていたのだけれど、無用心に聴いていると、見たことのないドアを強くノックされる。
自分の知らない戸ができていた。
という感じ。

僕はどこかで機械のように歌うことを夢見ていた。
機械は歌わないから機械なんだけど、でも、心がないというのを羨ましいと思うことがある。
アンドロイドが歌う歌は映画の場面で何度も見た記憶がある。
どれもみな悲しい歌を唄っていた。
悲しいことを歌えないから悲しい歌を選んでいるのか?


僕はいい年をして歌から心を外す練習をしている?
というか、思いの外、音楽は、歌は、心を前提に語られ過ぎてきたような気がする。
僕は一体どんなボールを投げているんだろう?

毎日ギターを弾いて、時には人の歌を延々と歌う。

この下5行削除

一年が経ち、いいアルバムだねって思った。

これから3月のペニーレーンに向けて黙々と。
その前に、2月の末から丸石輝正君のレコーディング。4月にリリースするので出来上がったらおしらせします。僕の書き下ろしの曲も入っています。ようやくレコーディングにまで漕ぎ着けそうです。去年から結構時間がかかった。

5月に岩内の邦さん企画の温泉ライブがあります。おそらく、後にも先にもこれ一回きりだと思います。温泉に入りながらグダグダとライブやって温泉に入ってという企画だと思います。詳細はここページのらいぶのこーなーに書いてありますのでご照覧のほどを。

明日は天気、荒れ模様だということです。
春のような冬のような、立場が定まらない今年の冬です。

松の部屋はいつ開くのか?と聞かれることが多いのですが、松の部屋は本人がプライバシー云々をほざいているので、まだ個人ルームのままです。
長いこと風呂に入れてないので、白かった毛が黄色に変色してきています。
もう少しするとカナリヤみたいになるかもしれない。