2019年1月30日水曜日

もう2月だよ、松。


             松茸はだいたい一日中寝ている。
             不平もそんなにない、多分。  
             朝起きて一通り巡回が終わると
             窓ガラスに貼り付けた半楕円の
             猫ベッドによじ登り、陽の光が
             ゆっくりと動き、自分に当たっ
             てる間は身じろぎもしないで眠る。
             空を白い雲が藻岩山から流れ
             てくる。春のような日差しがヒゲ
             をくっきりと描いていたのを写真
             を撮って気がついた。
             松の最近のベストショットが撮
             れました。
             とてもハッピーです。

             今日は一日中歌の日でした。

                                                               十字軍物語 1  塩野七生


                      BGM  Michael Johnson

2019年1月18日金曜日

札幌、−4度





札幌で出て道東4箇所回っている間中、痛快な大快晴。
代わり映えしない北海道の広がりっぱなしの景色。
五十嵐とジョニー、運転手をかってくれたマー君の四人旅。

この段階ではまだ年末に風邪ひいてひどい目にあうとは思っていなく、心の隅っこの方に、もしどこかでコンディションの調整間違うと年末の風邪くらいはあったけど、天気はいいし五十嵐君も僕もいい調子だし上々のスタートだった。

旅のスケジュールは全て五十嵐君が仕切ってくれ、僕はただ運ばれて、時々話に相槌を打ち、車が止まったら歌を歌い出し、終わったら楽器しまってまた車に乗る。
なんか昔やってたバンド時代の旅みたいで楽しかった。
五十嵐君もいつもの一人と違うので歌に気合が入っているのがよくわかる。毎日楽器弾いてう歌の練習をしてリズムを刻んで自分の体の隅々に言い聞かせる作業を繰り返しやってるのがよくわかる。同業者の仕事を聴いてるとそれがよくわかる。不安など微塵もない状態で人前に晒す。潔いものです。五十嵐君に歌を一曲描いてもらうことにした。

4月13日(土曜日)、小樽のビール館3Fでラフな男たちの音楽会part2、五十嵐浩晃をゲストに呼んで美しくとりおこないたいと思ってます。「風をあつめて」フルコーラスでやり
たい。
        
       
12月16日、小樽ビール館、ラフな男たちの音楽会。
堺修司の企画制作で、「幸男さん、普段から歌ってないとボケるので何かやりましょう!」という変な方向から飛んで来た弾をガシッと咥え、年4回小樽でやることにした。
家に友達を迎えるような雰囲気でやってくれという、真剣に考えると結構難しい注文も足ささって(北海道弁)山木くんを1回目のゲストに迎えた。

多分ソロ同士では一番回数をやっている人なので、隣に座って山木くんの演奏を聴いているといろんな発見がある。昔できなかったこと、ここには行けないだろうというようなところを簡単に飛び越えていけれる(北海道弁)ことや、昔から変わらないああこのスタイルといったことしみじみと思うことが多々ある。
ふと僕らは相当ハードボイルドな人たちなんじゃないかとも思う。
あんまり側に近づきたくないタイプの人、二人なんだろうなあ。
そういう人たちになってるなんてびっくりだぜ。

「黄昏のビール」という山木くんの新譜がソニーから出ました。
山木くんの創作意欲、CDのリリーススピードは鬼のようです。
まるで日記を書くように歌を作っていく、他の追随をおおよそ許さない。
是非ご購入のほどを。
僕らは長寿の家系なので、おそらく嫌になる程長生きして、のうのうと生きていくことだろう。
また今年も機会があったらわあわあ歌って、ガシャガシャギター弾こう。



年末27日「のや」での恒例、忘年会ライブ。
今年はいち早く山木くんが名乗りを上げ、追いかけるように一平さんも参加してもらうことになって久しぶりの3人と思っていたけれど、両者ともにインフルエンザ、発熱で来られなくなった。年齢がいくとこういうことは一応想定内という事項になっていくのだろうけど、今年は結構お互いライブやったばかりなので楽しめるかなと思っていただけに残念だった。
12月8日、一平さんの〆の市にゲスト出演。
みんなそれぞれに一年を締めていくライブで、やれやれ、今年も一年無事に終了!という思いが伝わってくる。一緒にやっていても一平さん本人も楽しんでいるのがわかる、いい感じ。ただ、セッションが終わり、さて歌おうかと待っていたら「それでは本日のゲスト佐々木幸男くんに大きな拍手を〜ー!」で送り出されてしまった。俺歌おうと思ってるんだけど、で帰って来た。あとで聞いたらすっかり忘れてたらしい。みんな少しずつ着々とボケ始めている、、、か?
一平は2月にローグでライブやるみたいなので、みんなで押しかけよう。
上の写真はニトリ文化ホールの楽屋口でのもので何を思ったか肩なんか組んじゃって。
今までやったことがないのでご覧ください。


それで、僕の仕事納めの12月27日、「のや」でのトールとのセッション場面です。
廣瀬いづみ、扇柳トール、佐々木の三人で粛々と行われたもので、この時から風邪の菌は僕の体を正月布団漬けになるまで蝕んでいたようです。
毎年、「のや」の川端さんご夫婦には気合の入った料理を提供してもらっています。
みんな長いこと付き合ってもらっています。
これを読んでいる皆さんも、同じように長い時間かけてここまでやって来て、これから先も同じようにゆっくりと一つ一つに時間を共有して行けたら嬉しい限りです。

相変わらず自分がどこに向かって流れていくのかははっきりしないけれど、今年はいづみちゃんがピアノを弾いてる写真を年末に挙げられるといいなあ、時間の経過ってこういうことなんだろうね。
去年の写真貼ってもきっとわからないいだろうな。
一度くらい全員の集合記念写真も撮ってみたいです。載せないから。

今年も素晴らしい年になります!