2022年11月3日木曜日

何かが道をやってくる


10月26日、発症日。

10月28日、発熱外来。陽性認定。

37、1度から38、5度を3日間やり過ごし、その後は熱も通常に戻り、咳もなく、痰もなし、味覚障害も特になく、食欲も普段と変わらず、喉の痛みも浮かび上がることなく、ただ部屋に閉じこもったままひたすら寝ていただけ。めったにこんなに横になることないから何年かぶりに寝たきりの人になってみた。1日一回保健所から(二日に渡って)健康観察の電話が来る。なんか知らんけどやたら明るい人で、どうも完全に爺さんだと思って対応しているみたいで一瞬むかっときたが、どう考えても向こうが正しい。これから先72歳の人は平気で爺さんカテゴリーに入れられ、対応も年齢の入った人くくりで子供と中学生くらいの感じで話しかけられるのだろう。うん、面倒くせえ。

それにしても新薬というのが出ていてウィルスを駆逐するものだそうだ。カプセルを朝夕4錠ずつ5日間、完全に飲みきってくださいの注意の元配布される。一種の老人アドバンテージと考えていいのか?貰っておきながらだけど病院の領収書内訳をみると相当高い。自分が別次元でコロナにかかったとしてもこれは払えないというか払わないだろうという金額が記載されている。大丈夫か?日本。こんなに年寄りを優遇して。はっきりいうけど老人はそこまでされなくてもいいと思う。自分がその中にいるからいうんだけど、誰もかれもが社会の一員だと考えればこれはこれで問題を含んでいるような気がする。

これを誰か保健所関係の人が読んで、今度あいつがかかったらもう何もやらないと決められるのも困るからあまり積極的に文句は垂れないけど、これからますます国に世話になる人が増えていく老人問題なんだけど、究極の始末の付け方から穏やかな老後人生について止まらずに解決策は模索続けていかなければいけないんだろうなあ。コロナにかかって世話になっておきながら感謝知らずの自分を反省しつつも、あまりにも何もしないでただ布団の上でニュートラルになってる自分を戒めています。医療関係の皆様お世話になりました。これから先何かお役に立つことができる機会がありましたら積極的に参加したいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

読んでいただいた通り、無事に抜けられそうです。いつかは必ずかかるだろうと覚悟してきましたが、いざその時になって「陽性です」と言われると遠くで「ガーーンーーー」というのは聞こえるし、さてこじれたらどうしようという不安もありました。日に日にコロナの対策治療は最初の頃から比べると雲泥の差だと思います。たくさんの関係者の方々のおかげでここまできたものだと本当に思います。

皆さんもこれからもその危険が減っているわけではないので、くれぐれも油断なさらずお元気でお過ごしください。

報告方々。

写真は松に「大丈夫か?お前?」と言われている図です。