2017年4月28日金曜日

文字だけ。


 北14条西3丁目にある長津君の店「LOG」、明日ライブです。
 「LOG」30周年で声をかけてもらいました。
 
 おめでとう、よく続いた。

 長津君本人もシンガーソングライターでよく歌いに出てる。
今月初め頃からツアーに出ていて多分帰ってきたばかりだろう。スケージュール見たら13日連続で各地走り回っている。先週帰ってきたらしい。なんだかすごいことになっている。
 教育大の後輩と言ってもそんなに気が遠くなるような後輩ではないから、どうやって動いているんだろうとひとの体ながら気になるけど、やってみるとそんなに大変じゃないのかな、人の体力だから想像できてもたかが知れてるんだけど、おいらには出来ない。
 明日山木君が江古田マーキーで40曲やるというのをfacebookから溢れてくる記事で見た。山木は同じ日に暴れまわるみたいなので東京方面の方はぜひ観に行って完遂するのか見届けてきてください。
 僕らはともに北に向かって進んでいるんだから、とにかく体を大事に、やっていきましょう。

それにしてもいくらギターを弾いてもその時間ほど上達しないもんだ。
ずっと同じことを思いながらみな日々楽器を弾いてるんだろうか?
文句や愚痴をブチブチ言ってもしょうがないんでだけど、意気だけは軒昂なので良しとするべきなんだろうね。

新しい歌、2曲、大まかなところは出来たので、あとは粛々と完成目指してコツコツと突き進むだけ、。ここまで来るのに毎度時間がかかる。

山田風太郎の未公開の日記、NHKのアーカイブでやっていた。
19歳から53年間書き続けていて、本にまでなったものを放送局の少しの偏向と時代の感想をフィルムと脚色でつないでいく番組だった。久しぶりにはまれたいい番組だった。

 延々と自分の人生の終盤間際まで書き綴っていく気力と体力、作家という人種の執拗さ、執着、粘度、反骨、意固地さなどを時代が生み出したものなんだろうけど、ものを生み出す人たちは皆忽然と生まれ落ちてきて、不自然なところが微塵もない。
 日記までことわって終わる律儀さは、自分の限界まで自分自身で決めて茫洋とした無感覚の世界に侵入する怖さがあった。

何はともあれ、明日は集まれる人はみんな集まって交歓しましょう。
チケットはない、ということなんだけど、どうにかなるかどうにもならないのかはわからない。僕が毎日ギターが上手くならないかなあ、歌が上手にならないかなあの思いが伝わる日です。

 



             Lincoln Durham       The Shovel vs.The Howling Bone(2012)
             Linda Sharer             Everyday(2008)
             Marketa Irglova        Anar(2011)

2017年4月21日金曜日

僕は野暮天なのでかき回す。



麻里布倶楽部(東京中央区八丁堀)でのライブが7月1日(土)2日(日)に変更になって決定しました。
今回は初期のヤマハのツアーメンバーだった高野(伝法)八千代と昔馴染みのベース藤岡敏則、それと日曜日に、今やアレンジャープロデュースの御大になった山川恵津子、えっちゃんが参加してくれるというので想像のつかないライブになりそうですので楽しみにしていてください。しばらくぶりのセッションで今からだいぶ緊張してるかな。
八千代は相変わらずで、打ち合わせに電話かけてみたら、いきなりゲホゲホ咳き込んでいて食事中みたいで食べ物で窒息しそうになっていた。元気そうで何よりだった。
 
それが終わると1日置いて4日の日は武蔵小山で少人数ライブやります。詳細は近日アップできると思います。ここは初めてのところで一度来ませんかというので甘えることにしました。

 北海道に戻って、7月29日、釧路えいが館、次の日30日帯広ホーリーズ。
天気も良くなったので遠出の魂胆です。

カールビンソンはどこで油を売っていた。
てっきり日本海にガツンと姿現して何かを威嚇するのかと思ったら、インドネシアあたりで日光浴しているみたいで、ワーワー騒いでいた人は急におとなしくなり、まあまあ、お互いに知らんふりしようで手打ちしそうだし。あんな大掛かりなものを空から見つけるのはいとも簡単なんだろうけど、突然時代が50年以上も遡って科学は視野狭窄に落ちいてしまい、それは変だべということさえ言わないのか、いとも簡単に人の口は塞げるとし、忘れるまで3日かからないとタカくくっていられるからどっちもどっちでいい勝負か。

久しぶりに信玄餅。そうかこれはこうやって食べるものだったのかを発見したので教えて差し上げます。ビニールでくるまってる(くるまってるは北海道弁か?正しくは包まれているが正しいのかもね。)本体を出し、添付の黒蜜をきな粉が被ってる餅に回すようにかける。今まではそこで食べ始めるんだけど、もしかしたらこれはきな粉と蜜を納豆のように満遍なくかき混ぜる、餅と一緒にグニグニかき混ぜる、きな粉の粉の部分がなくなるまでかき混ぜる。食べてみるとなんかくどい。そして少しえぐみまで出てる。きな粉と黒蜜の濃いところが出ていて、ぼんやりしてると苦味まで出てくる。二つも一気に食べてしまった。あんまり幸福感がやってこない。箱でも包装紙にでもいいから「あんまりぐちゃぐちゃにかき混ぜないでください、えぐみと苦味とくどさが出ますので。」と書いておいてください。
何事もシンプルに品よくいただくというのが今日の教訓でした。
もしかしたら蜜をかけないという人もいるんだろう。そういうことは金輪際できない。
でも美味しくいただきました。
これでしばらくは糖分の摂取休み。

さて、午後の練習始めましょう。
良い1日を。



                                Rick Danko,Jonas Field & Erick Andersen
                                                                              Danko/Field/Andersen
                                                                 Rab Noakes
                                                                              Never Too Lake    
                                                                              Red Pump Special
                Pedro Memelsdrff
                                                                              Mala Punica~>>D'amor ragionando<<



2017年4月20日木曜日

予想以上に懐が深いもので


小林旭60周年記念カップ。

自分で買ったものではない、Oさんが僕が子供のころ小林旭の薫陶を受けて、近所の映画館の周りをフイルムの切れ端のゴミ箱漁りしていたことを覚えてくれて、旭さんのコンサートで買って来てプレゼントしてくれたもの。

 もらった時には、もう小林旭の陰からは遠くに退き、時々ケーブルでやってる渡り鳥シリーズにも気持ちが昂ぶることもなく、ぼんやり見る人になっていたので「えーっ、小林旭のカップ?2017年のこの時代に小林旭の60年前の映画を腰に巻きつけカップ?うーーん?」と思った。そんなわけでしばらくは戸棚に隠れるように置かれていた。(Oさん、ごめんなさい。本当に何かなあ、と思っていたので。)

もう2ヶ月以上になるかなあ、青汁を飲み始めて、コーヒーカップやコップ、湯呑茶碗、いろいろ入れてみたけどしっくりこない。飲み終わると少し残る緑色ののみ残りが茶碗と相性が悪くしっくりしない。緑色が汚い。飲み終わったらすぐ洗えばいいんだけど、そういう問題じゃないのだ。もともと青汁自体が飲料としては日陰の身分で、昼日中お客さんに出したり、喉乾いたからといって堂々と世間に出せる類もものじゃなく、どことなく肝臓や中性脂肪や肥満や大腸や血糖値などと穏便にできないものたちの仲間にされているかわいそうなやつ。それを受け入れられる肝の座ったコップやカップとなるとおいそれとその荷を負い切れる容器はなかなかない。

60th Anniversary このカップは使って見ると予想以上に懐が深く、ほとんどブラックホールみたいなもので何でも飲み込んで、どこか他所の次元にその飲み込んだものを運んでくれる。
それとセンスというものは油断するとどんどん妥協していく。昨日まではどうなんだろうこのセンスと言ってたものが1日寝て朝を迎え改めて見直すと、うんまあそうか?二日寝るとまあそうだな、三日寝ると馴染んできたような気がする、4日目になるとそういう考え方もあるよな、5日になると人はそれぞれいいと思うものが違って当たり前だし、6日目になると、この咥えタバコとギターを持ってる姿今はあまりなくお洒落だなあ、1週間もするとこれは格好いい!その次の週からはこれは誰かに見せて自慢しなければになる。
 今は青汁からコーヒー、紅茶、コーラ、日本茶、ほうじ茶、牛乳、スープ、オールラウンダーに昇格して、パソコンの前に、HIJACK 25th Anniversaryのリストバンドをしたポストの貯金箱と並んでいる。

小林旭では特に渡り鳥シリーズが好きで、「日活アクションの華麗な世界 上」未来社の〜第5章 渡り鳥の羽ばたき〜 を読むと第1作が1959年「南国土佐を後にして」から「渡り鳥故郷に帰る」全10作、ギターを持った渡り鳥、口笛が流れる港町、渡り鳥いつまた帰る、赤い夕日の渡り鳥、大草原の渡り鳥、波濤を超える渡り鳥、おお海原を行く渡り鳥、渡り鳥北へ帰る。これを写しているのはただ楽しいからです。これは僕の記憶のまだ本流に流れる前、7歳の頃の記憶の沢みたいなところの探索で、これ以上の探索はだんだん不可能に近いものになって行く一種のミステリーツアーみたいなものです。読みつき合わさせてしまいすみません。映画全盛の時にアキラを選んでたのに、大人になって、たかだか1時間半の映画を多忙を理由にきちんと観ない人になってしまっった。年取るってやっぱりただのろくでなしになることだな。


山田洋次は斎藤武市監督のファンだったのか。

閑話休題、家に引きこもって弾き語りの研究中。まずは自分の歌とギターだけの演奏を冷静に聞く訓練。一人で歌い一人で楽器を弾く、それを自分で聞くためには何回も聴いて他人になるまで聴く。これが思いの外難しい。文句ばかり垂れる結果になる。違う、違うなあ、そういう風に歌っちゃいけない、ギターのベースが上手い具合にリズムに落ちていかない、手数が多い、そこは弾くな etc etc。まだまだ頑張ろう。

ローグは後1週間ちょっと。
楽しみだね、再会。元気に集まってきてね。


   今日のCD   BERT JANSCH       AVOCET (2008)
                                                                            BERT JANSCH(1965)
                                                                            It Don't Bother Me(1965)
                                                                            Jack Orion(2008)

2017年4月13日木曜日

この降ってる雪いくらで買う?


朝から雪が降ってる。
4月13日。

もう一時過ぎ。ハハっ。積もってる。台無し。

談志さんの「らくだ」でにわか雨の中、屑屋がらくだにばったり寺の門で顔を合わせてしまうと思わず怖さ余って「この雨買わせていただきます。」と言ってしまう。

窓から見える雪の降るのをみて「この雪いくらで買う?」と思った。
誰に売るつもりしてるんだろう。
部屋はおおよそ35%は清掃になった。綺麗なもんだぜぃ!

屑屋が「買わせてもらいます。」と言うんだっけ、それともらくだが「この雨いくらで買う?」と言うのか記憶確認のためCD出して聴いてみた。正解は、談志ひとり会によると先に書いた通りなんだけど、談春さんの赤めだかには、いくらで買うと書いてあったような気がする。好きなシーンなんだけど今日はもうどっちなのかの追求はやめた。

それにしても一演目1時間、話だけで引っ張っていくというのは尋常じゃないね。
音楽もグルーブという、人がその中にみっしりと入り込める波があり、ミュージシャン同士の最大限の技術と相互の交歓でその波を作っていくものなんだけど、往往にしてその構築していたものが切れることがある。大抵はそう簡単には気づかれることないんだけど、一旦切れてしまうと客も演者も結構気まずいものになる。ハハ。

噺家はそのグルーブを一人で作っていく、それも長尺ものになると1時間とかそれ以上のものも結構あるから、神経すり減らしてグルーブを作っていく、とちっちゃいけないし、逡巡してもダメ、言い澱んでも噛んでも許されない。本来は生きた心地しないはずなんだろうけど座布団の上に座り,さらりとやり過ごすから偉いもんだ。

まだ降ってる。
らくだもとうに終わってしまったし
いいのか、こんな季節の無駄遣い。金返せ。
木もすっかり雪にまとわりつかれて、文句たらたら。

アメリカは第七艦隊を動かしてるらしいけど、どこにいくのでしょう?
相変わらず、文字だらけの情報で煽られているのか、本当なのか、冗談なのか、その緊迫の状態にリアリティがないんだけど。ポテトチップスがテレビで簡単に消えてしまう国だからなあ、この国は。
こんなにキャラクター商品みたいな危ない人で溢れかえっていいのか世界。
何にも信じないぞ、ってボブ・ディランになっちまうぞ。

「幸男さん」のゲストに来てくれた音楽処の石川さん、藤井さんと思い出したように記念写真を撮ってみたのであげてみました。石川さんの細腕繁盛記が聞かれます。それにしても藤井さん顔が腫れてるような気がする。僕も石川さんも猫背で胸張って生きよう!


                BookerT.& The MG's     Green Onion
                                                                                                        Melting Pot
                                                                Damien Rice   0                           

2017年4月11日火曜日

家も木と同じで地面に生えている。


震災前の北上川の風景を撮ったものがある。

飯野川のコメリの駐車場から飯野川の橋を渡り、左折して向こう岸を左折して、暮れなずむ北上川の風景をまだ群生していた萱の原と一緒にただカメラを回したものだ。
まだ橋げたが流されることを知らない新北上大橋、右手に当時は木が鬱蒼と目隠しになっていて見えない大川小学校、その大橋を左に曲がるともう山並みが赤紫の稜線で黒く浮かんでいる。山間に向かって車を走らせると家がポツポツ見えてきて、村に入ると小さな川があり、その手前を左に川沿いに狭い道を進むと自分の家。
家の灯りが点いていて、灯が玄関のガラス戸の範囲だけ外に漏れて、他は闇の中に埋もれようとしているのが我が家ながらさみしい。

家に入ると札幌に持ち帰ろうとしている福助の置物がコタツの上で大きな顔をしている。
父親もいなくなり、母親も札幌で息を引き取り、柱時計だけがただ一つ息をしているもの。迎えてくれる人がいない家は空っぽの箱で親の偉大さというか、そこに住んでる人の毎日の生活感が充満していたことのエネルギーが丸々落ちてしまっていて火が消えてしまったようだという表現よりもリアルに暖気が消えている。

普段そう簡単にけるところでもなく、また札幌とは基本的に生活の仕方が違うので本当に故郷らしい場所、今は家もなくなり、取り壊して一年二年は人が住んでいる痕跡が残っていたが今では母親が好きで植えていた木や植物が誰の力も借りず勝手気ままに生きている。家も植物と同じで人が住んでる間は生えているものなんだな。人の生活エネルギーを水と同じように吸い取り、それを柱や欄間、縁側、台所、押入れ、神棚、仏壇などに行き渡らせ命になっていた。
 
花や木が枯れるように家も枯れてしまう。

4月は母の命日。このところ命日だらけだ。

今月の29日長津くんの店「LOG」でのライブがあります。先月の末、残り5席だと言ってたのでご注意ください。とFIXE仮住まいの深澤くんが言ってました。長津くんは今、20日間のツアーに出ていてその辺は誰に聞いたらいいんだろうか?店に誰かいるんだろうか?

7月のスケジュールを決めているんだけど、東京、今回は初期の停電バンドのメンバー八千代のピアノでやってみたいと思ったので新宿から移動です。
道東も7月にやろうと思っていますので、もし季節の良い道東、旅いきたいなあと思う方がいらっしゃいましたらお付き合いしませんか。

今日はラジオの日です。25時スタート。「幸男さん」
また、変わったことをやろうと目論んでいますのでお楽しみに。

「ガンスリンガー」、ようやくハマれた。「荒地」に突入。
この前の「運命の3人」-デッタとオデッタ- Ⅳの章、段落なしで2ページも書き進めていくガッツ、面白い書き方だった。翻訳の人が大変だったろうなあ、ちょっとわけわかんねえぞというところがあって楽しいね、こういうの。


              BGM    Andre Coelho Matos -Time To Be Free
                  Kool & The Gang - Everything's Kool &The Gang

2017年4月3日月曜日

映画にすると必ずファンは文句を垂れる。


長もので、どうやって映画にするんだろうと思っていたら、どうやら出来上がっているらしい。
「ガンストリンガー」はキングの中ではどうしてもハマれず、単行本を買ったけど家にないところを見ると引越しの時に捨てたんだと思う。それでも何度か試したんだけど読み切ることができず3回くらいは途中放棄で、自分のなかでは面倒臭いシリーズだった。

作者自身がこれは心血注いで傑作だから読め、と言われるとファンとしてはどうしても完読しなければいけないものなんだけど、西部劇スタイルがどうしてもダメで読みきれない。
どうやら映画が来るらしい、それと表紙も変わって本屋が平積みでやる気出しているので再々再度読んでるところ。度々挫折してきたマイナスのイメージがあって読みにくいんだけど只今2巻目、まだ6巻あり外伝まで行くと文庫本で16冊、ハハよく書くね。
一応掃除もこの部屋は終わったので本棚開陳です。

谷岡ヤスジが少し写ってますが、これは宝物です。こういう偉大な人はこれから金輪際出てこないだろうと思って断捨離を免れた本です。

「IT」、「セル」も今年映画でやって来るみたいだ。
本来書き込みの多い人だから、映画にすると必ずファンからは文句が出る。もしかしたら映画作る人たちはこの読者というのを一番無視して作っているのかもしれない。あんた達がどう言おうがもともと相手にしてないから側に寄るないでねと思ってる、かもね。
多分これは合っている、ファンが見ることを考えたらとてもじゃないけれど怖くて手が出ないはずなんだけど、ハリウッドは平気で手を出して懲りずに何度も顰蹙を買う。
こういう人に私もなりたい、なんてな。

どうしてこんなにゴミが出るんだろう、というくらい真面目に掃除すると思う。
引越しするわけでもないのにゴミ袋が日に日に増えて行く。
断捨離はもうやらないって決めたんだけど、それにしても日々人は家の中にゴミらしきものを家に運び込む。前回の引越しで散々書いたんだけどリスよりタチが悪いかもしれない。リスは厳しい冬が来るからと食べ物を集めるんだけど、人は無自覚に家にものを放り込む、引っ張り込むものもある、いらないと薄々感づいているのに持って来るものもある。ハハ、懲りないね。

掃除してブログ書いてご飯食べて歌作って(出来てないけど)音楽聴いて、歌とギターの練習、ふと、体が丈夫になって行くような気がする。気のせいだろうけど。
デトックスというのは確かに体に効く。

facebook見るとある人が卵かけご飯を載せていた。
うん、いいなあ。鰹節パックを半分くらいと卵一個。
熱いご飯にドバッとかける。

4月は几帳面な月。

         
                                   BGM      Ashley Hutchngs     A Brilliant light  
                                                                                  If There's No Other Way

2017年4月2日日曜日

そうそうフェイクばかりでは身がもたん。




「この数ヶ月、環境音楽みたいなものばかり聞いていた。」

ブログを2001年4月13日(金)、に始めた時の書き出しが上の文章で、かれこれ丸16年になる。
驚いたね。
"a fridge"が出来た頃みたいで、これからこの連作を発表していくだろうみたいなことを呑気に書いている。なんか楽しそうだ。

大掃除しているとこういうものも出てくる。2001年4月から12月までの昔のブログ「佐々木の日記」(うん、すごいタイトル、そのまんま、何の工夫も加工もないままこのタイトルで文章を書いている神経も今ではちょっとどうかと思えるけど。)のコピーをもらって保管していて、折あるごとに捨てようかどうしようかの候補にはなるんだけど、読み直すには紙の方が読みやすいので結局勝ち残る。

本人は日記というよりも何か適当な与太話を書いていくことがブログの本道だと当時から思っていて、できるだけ個人的個人に走るまいと思っていたんだけど、読み返してみたら何のことはない公開日記だった。当たり前か、もともと性格がまっすぐなものでそうそうフェイクばかりでは身がもたん、っつうことですかね。

16年前のパソコンは文章の添削までやってくれていたみたいで面白い。
「だからと言って寝ないわけじゃない《否定の連続》」と出る。親切といえば親切だけど普通は書いている人が《否定の連続》に気づくことだから鬱陶しかったんだろうと思われ、本人もそのことについて文句をだらだらと書いている。アプリによるかもしれないけど。

環境音楽みたいなものばかり聞いていたと書いてあるけれど、パーカッションの檜山くんが当時サティにはまっていて、それでは聞いてみようかと思って聴いたんだけど、本当のことを言うとサティはそんなに好きじゃなかった。ね?日記なんて所詮行為ことが多々あって信じるものじゃないんだけど、それでも、思いの外と言うか本気がうっかり出ていたりするから厄介だ。僕はどうやらこれより前に日記を始めていたみたいで、半年以上のものを暇を見つけて削除していたらしい。もしかするとそれが正解なのかもしれないなあとも思えてきた。音楽も文章も自分丸出しの作業だからね。

家は藻岩の麓でまだ空き地には雪がごっそりと残っていて、街中みたいに急激に雪が溶けていくこともなく少しずつ量を減らしていて、朝起きて窓を開けた時とこの夕方、西日の陰で少し景色が変わったなと思えるくらいでゆっくりと春が進んでいく。

さて、宿題の新曲作り始めよう。

上のコンバース、下に見える金色をいつ履こうかと思って随分経つ。
何かきっかけがないとおいそれとは金色は使えないんだけど。どうなんでしょう?

                 BGM   Björk  debut   Homogenic
                                                                                Animals  Animalism





2017年4月1日土曜日

話は変わるけど。


みなさんお元気ですか?
4月1日になってしまいました。

3月14日のクラップスでは長い時間付き合わせてしまい誠に申し訳開く思っています。
これからはもう、ああいった2時間50分なんなんとするライブはやりませんのでどうかご容赦下さいご容赦下さい。
本人にしてもまさか25曲フルで歌いきれるとは夢にも思ってはおらず、ダメだったら誤って途中でやめちゃおうとすら思っていたのですが、みなさんの本当に温かい支援と、忍耐とこれっきりにしてくれよという希望と、どこまでいけるんだろうこいつはといった物珍しさ、基本的には来ていただいた皆さんの応援による賜物でした。
 
改めてお礼を申し上げます、ありがとうございました。

生きているというのは想像以上に発見できるものが多いとも思いました。

このまま、腕をブンブン振り回していくしかないね。

大掃除やっていて2週間。
まず仕事部屋と玄関をピカピカに磨き上げて、予定ではあとひと月半。普段から真面目にやっている人はこの期間はちょっとわからないかもしれないけど、自分もここまで長い期間掃除に当てようなんて考えたこともやったこともないので、一応掃除前掃除後の写真は撮ってみる。
一日中やってるわけじゃないから、分量としてはまあ妥当かもしれない。
松は一日中動かない僕を見ているよりも忙しなく何か作業をしている方が好きみたいで上機嫌、このところ。

それにしても穏やかな4月のスタートです。
先週の大雪も一気に消え、また春まっしぐら。
車のトランクも綺麗に片付けていい加減清々しよう。



BG   BEST ALBUM  かまやつひろし
   BEST  ALWAYS  大瀧詠一