2015年9月28日月曜日

9月28日、雪

雪が降ったらしい。
 この頃の季節に感想を言わないと決めたから。何も言わずにこの雪のニュースを受け入れよう
 もう10月だ。
 
 杉田智子 violin、佐々木聖子 violin、岩田貴子 viola、中川恵美 cello,
 9月15日のセプテンバー バレンタイン コンサート、ものすごい力で後ろから持ち上げてくれた弦カルのみなさん本当にありがとうございました、メンバー紹介を不覚にも落としてしまいました。必ず何か大きな失策をおかしてしまいます。
 リハーサルの時にも一心不乱にはまってしまい、あまり話すこともなく、ただただ、弦の流れに身を任せてしまいました。
 今回のコンサートがお客さんの耳にまともに体当たりしたことは、後でたくさんの人から聞きました。相当な飛距離の出た演奏だったことは間違いないみたいです。
 本来はまずお客さんにお礼を述べるのがこの仕事の筋だとは思うのですが、いかんせんあの後再会する機会もなかったので、ここで言っておこうと思います。
 みんな何十年も同じ楽器を朝昼晩弾いてきた人たちです、僕らだってそうなんだけど何かが微妙に違う、セッションというのとは明らかに違うものかなあ。
 ゆくゆくはセッションと呼べるものになるくらいの距離にさらに近づけたらいいなあ、としみじみとお反芻しています。
 また遊んでください。
 扇柳トールにはあの後何度か会ってるので一応挨拶は済ませている。
 弦に乗ったハープはトゥーツ・シールマンズのようだったって、誰かに例えるのは良くないんだけど、とてもいいトールの響きだった。
 また遊んであげよう。
 廣瀬いづみ、出来上がったアレンジをああしてこーしてと何度言ったか、時々むっと(するだろうなあ?)することもあるんだろうけど、無理な希望を何度叶えてもらったことやらで、多分いづみちゃんじゃなければ最後まで到達しなかったと思います。
 一言「楽しかったね。」でthat`s all right,漢気満載だね。
 もう、ワンステージ以上のスコアが貯まったのでいつでもいける。
 今回の4番バッター廣瀬いづみでした。
 さて、さらに向こうに行こう。

 こんなところでメンバー紹介しちゃって、です。
 なんか、肩の荷おりた。変わらずの横着三昧。

 今日、旭川のアーリータイムス、野澤さんにこの間のライブ飛ばしたリベンジをお願い、の電話する。
 11月28日(土曜日)を決める。
 はは、もう12月だ。

 下の写真はラジオの収録場面。
 藤井はいつの間にかソリの入ったおっかないおじさんになっていた。
 こうやってみるとわしら相当年季入ってるな。
 ははは、その後は正月だ。
 火曜日の25時からえあーじーというFM局でやってる。
 ラジコでも聞くことができるので、遠くの人は。近くても一緒なんだけど試し聞きしてくださいな。
 
 
 松はこのところ急激に愛情度数が上がってきた。
 やたら人のそばに張り付いてくる。
 ちょっと前までは可愛さで胸が熱くなったけど、ようやく、ただ寒いだけということがわかってきてから胸を熱くするのはやめた。
 騙される奴は何度でも騙される。

 飼い主が思ってるほど猫は熱くはないのだ、みんな。
 
 さて、詩を書こう。
 


2015年9月8日火曜日

When I`m sixty-fourを過ぎて


 9月3日、星空料理店で伴さんと誕生会。
 大学時代の枯葉舞うあの第1巻第百章からの付き合いで45年。はは、長すぎてすごいね。
 65歳になるなんて思いもしない。
 普段はあまり心や記憶に残ることを言わない、静かなんだけど、酒飲むと喧しい伴さんがポツリと笑いながら「When I`m sixty-fourも過ぎてしまって、こんな風になると思ったか?」と聞くでもなく、かといって力を落としてるでもなく、普通に静かに感嘆するように聞いてきた。

  The Beatlesがサージャントペパーズで歌ってる「When I`m sixty-four」

 When I get older losing my hair
    many years from now
    Will you still be sending me a valentine ,birthday greeting ,bottle of wine
    ........

    Will you still need me,will still feed me  When I`m sixty-four
 
 歌詞をあっちこと思い出せるところを見ると、第1巻第百章では僕がリードボーカルをとっていた。

 「僕がじいちゃんになったら」
  大雑把な日本語のタイトル。
 うーん、どこをどう叩いても、もう抵抗できないらしい。

 想像なんか出来るわきゃない。45年もまだ先の話。
 稲村さんこーやももういない。

 When I`m sixty-fourも過ぎちゃって。言ってみれば取り返しもつかない。
 1950年生まれの同い年の男が昔同じバンドをやっていて、星空料理店というロマンティックな店でビール飲んでるなんて、メルヘンすぎて歌以上かな。


 9月15日のリハーサルはほぼ順調。
 後は僕の問題。
 近くば寄って、目にもの見せてやるぜぃ。

 ラジオ始めました。
 冷やし中華始めましたみたいだけど、ちがう。ラジオ、それも深夜。
 今日が二回目。
 タイトルが「幸男さん」。最初はこれに躊躇があったけどもう慣れた。
 時間は火曜日の25時から25時30分。僕近辺の年齢の人はそれ相当にきつい時間だと思うけど、どうしても不眠で悩んでるとか、夜中にトイレに行くのが止まらないとか、人生の深みにどっしりとはまったまま身動き取れないとか、金縛りにあうほど暇だとかいう人にはおおよそ適合するかもしれないので聞いてください。
 放送局はAir-G,オッケー藤井という大体なんでも呑み込んでくれる心の狭い男と一緒にやっています。今週の「康世さん」のところは先週聞かせてもらって感心した。笑えて。

 誕生日のお祝い、ありがとうございました。
 これを励みにさらなる精進しますのでよろしく恐惶謹言。