2017年2月28日火曜日

確かに次の話を書いたほうがいいかもしれない


武田君ようやく本番、3月5日(日)旭川アピスホールが近づいて来たよ。
開場 17:00 開演 17:30

25年よくハイジャック頑張って来たなあ。
みのやと二人のコンサートだけどよくぞ企画してくれた。
先日のみのやの「75日」、稲村さんの曲を歌ってるのを聴いていて、よくぞあんなに粘れるもんだと感心してた。長津君の「花咲く曲がり角」も粘っていて、2曲とも自分がリードボーカル取っていて、それなりに粘っていたけどあいつらは更にそのむこうを行っていた。多分僕はこれから、それ手抜きじゃね?と言われるところまで行きたいなあと思っているので興味深かった、人それぞれ歌に対する呼吸法、ブレス、アクセントのつける場所、メロディーのつなぎ方。
 久しぶりに武田君横ちゃんのデュオも聞けるので楽しみにしているよ。

このところ、何かいいことがやってくる感覚がポワンポワンやってくる。
とにかく、根拠のない感覚だから、ただ、その上に乗っかって幸せにしていればいいのだけれど、その感覚は神様が今、お前のところにいいことを運んでやるから心を落ち着けて待っていなさいといった感じ。
もう、何度もなんども騙されているから多分外れているのはわかるんだけど、儲かった感は非常にある。
季節に関係あると言われればそうんな感じもするけど、だからと言ってそれが過ぎ去ったら後に鬱がやってくるということもなく、発作的幸福症候群が流れ星のように脳みその天空から地平にゆったりと流れていく。
思い出してみると、子供の頃からこの流れ星は不定期にやって来て忽然と消える。
人はどうなんだか知らないけど、この感覚って共有できるんだろうか?

みんなはどうですか?
いい歳して幸せですか?

昨日買って来たKIKUCHIのコーヒーが素晴らしい香りをしていて、ドアの外にまで飛び出しそうな力強さ。

14日のクラップスホールももうすぐだ。
今回は本当に個人的に楽しみたいところがたくさんある。

写真は今年ほとんど撮っていない。
信号は赤のまんまだ。






 
  


2017年2月3日金曜日

ノートの虫干し



 アランの歌

 アランはいいやつ
 彼は学校の校庭で よく友達にいじめられた
 どうして イジメられるのかが解らず
 何も悪いこともしていない
 そう、悪いことを何もしないということ
 みんなが嫌ってることにも気がつかないほど
 いい奴だった

 彼は城に住んでいた
 家族もナニーも庭師も皆 彼を愛している
 父とインドにも行った 母とコンコルドにも乗った
 大体において幸せだった
 彼は大人になって都会に出る
 目の前の彼女と恋に 落ちた

 アランは少し太っていて 王様みたいな髭を生やしていた
 話はなんでもうまく着地する
 趣味は大体においてあっている
 落ち込んでも 彼女は助けてくれた
 それでもうまくいかない部分がある
 
 夜は別々のベッド
 彼女はある日アランに言う
 「わたしはレズ。」
 「でも、あなたのことは大好き
  これ以上傷つけたくないから、話すことにしたの』
 
 アランはいい奴
 なんとか難しい部分を避けて 続けることはできないか?
 そう言うことでもいいんです
 どこに行ってもいじめられる
 アランはいい奴
 どこに行ってもいじめられる
 奴がいる

 曲がつかない断片がノートに埋もれ、長いこと寝てるとそれはただの単語に羅列に変わり果てていく。だからと言って不憫という境遇でもなく、ただ、ノートの積み重ねの中でふて寝するだけだ。
 
 This Songのノートがあった。
 一気に書いたものだろう。
 完成品とはだいぶ違う。
 ブログというものがなかったらこれも紙の重みでねじれていたはずか。

タイトルから違う。「ジプシーの少年」


 ジプシーの少年 ギターを弾いている
 おじいさん 死んだ時に弾いてたもの
 少年は馬車と草原 そして犬しか知らなかった
 流浪の民が生きている
 瞳は夜の漆黒と星の瞬き

 木に架けた カンテラの下でギターを弾く
 ジプシーの誇りと神の力を
 遠くの空を都市が紅く染める
 あそこに近づくな 誰も帰ってこない
 
 まだみぬ恋を歌っている
 川のせせらぎと ふくろうのハーモニー
 幸せについて 父と母が話してる
 天気の話みたいに話している
 
 月にかかる夜の虹見たという
 草原走る ユニコーンを見たという
 いつかお前も それをギターに乗せて
 子供に話してやるのだろう

 風の後押し 馬車がゆく
 ギターが揺られ 後を行く

 完成品というのは流石に完成の印があるものだ。やむなく落とさないといけないものもこの段階に来るまでかなりある。
 いつか歌うたびに歌詞が変わって行く歌を作ってみる。無茶なんだろうけど、落ち着かない歌というのがあってもいいんじゃないかと思ってる。


 3月14日のフライヤができました。
 もう何回になるんだろう?このシリーズを始めて。
 面白いのは、何回さらっても時間が経つと記憶として残らない、特にロンドンで録った楽曲。感想やエンディングが面倒なことになっていてそう簡単に入らないなあ。
 おかげで新鮮と言えば新鮮か。
 
つうことで2月2通目。
 

2017年2月2日木曜日

目病み女に風邪ひき男



目病み女に風邪ひき男というのが昔色っぽい男女の代名詞だったそうな。
でも、どっちも病気じゃん、で話が終わりそう。現代はつまんないね。

風邪は自然の整体法だと書いてある本を、風邪ひきながら読んでいます。
風邪をひくと大抵体が整うらしい。
どうも日々体は固まる方向に向かって進行しているみたいで、熱出してふうふうう唸ってる時に柔らかくなるらしい。
風邪引いてぼんやりしている頭で読んでいるため、正確さには欠けるからほんの名前は書かない。
 つまり、風邪は体に必要なものでむやみに抵抗しないで逍遥と受け入れなさいということらしい。
 
 それにしてもしつこい風邪で、かれこれ3週間以上は取り憑かれていてまだ抜けそうにありません。
 ラジオをお聴きになっている方はさっぱり治らないなあと思いでしょうがこういうことです。病院にも2回ほど通いましたが風邪菌はなかなかひるみません。
 風邪なのに39度にまで熱が上がり、まるでインフルエンザみたいですが鼻に棒を突っ込まれて検査しても何も出ません。
 もしかすると加齢による治癒機能の低下か亜鉛が足りないか?亜鉛は味が消えてしまった時に摂取するものらしい。

 それでも2月になる。
 想像通り有無を言わせぬスピードで2月がやってきた。
 浅井君の主催する時計台ライブ「EZO 音楽祭 えぞオン 2017 時計台」2月6日がもう目の前。開場 午後6時20分 開演 6時40分 。入場無料。観月、長津宏文、山口阿沙子&のぶフレンズ、僕は最後に出ます。浅井君が毎年頑張ってるイヴェントでもう長いこと開催しています。
 次の日2月7日は鈴木一平が出ます。
 寒い冬の時計台です、時計台の中は寒くはないですが外は雪祭りの景色で賑わっているはずです。不思議な空間になっていますので是非一度時計台の中に入って観ましょう。

 それが終わると来月3月14日の自分のコンサートのリハーサルが始まります。今年の春はちょっと頑張ってみようと思っています。久しぶりのガレージバンドなので、がっつり歌ってみようかと思っています。もうメニューは決まりました。いつもとまたちょっと趣向が違うかもしれませんので楽しみに。
 3月5日は旭川ハイジャック25周年記念で、旭川アピスホール、みのや雅彦とジョイントやります。紋別以来のマッチアップです。あまりやらない組み合わせですが異種格闘技みたいな趣もあり楽しいです。

「えんとつ町のプペル」の作者にしのあきひろさんはSF映画の好きな人なんだろうなあと久しぶりに「ダーク シティ」観ていて思った。メカを描くのが上手い人はだいたい売れるかも。僕は呼吸困難になりそうな映画が好きなんだと今気がついた。空気の薄そうな映画が好きだ。

2月14日の稲村さんのトリビュートライブももう2週間切った。
此の期に及んでまだ一曲が絞り込めない。
今日は「EAST NAEBO」だった。2コードで終わりまで行くのがいい。
多分、冒険の度がすぎると思う。
もうみんな曲は決まっている、いい感じに進行するだろうなあと思われるラインナップ。
多分、そうそうはできないイヴェントだと思います、すごくいいものをが観られると思います。
みんながみんな、一発勝負です。
人の歌歌って去って行く舞台なんてそうあるもんじゃないでっせ。

それにしても、寒い!
風邪とインフルエンザに気をつけてね。

またしばらく書き続けます。