2023年5月17日水曜日

大谷くん今日はノーヒット。残念!


 録音したりリハーサルやったり、人に会ったり、映画見たり本読んだり、猫のトイレ替えたり、電車乗ったり、細いボールペン買いに行ったり、おねえさんの店にパイ買いに並んだり、後何年こんな風に調子よく歌ったりできるんだろうと思ったり、さすがにギターを弾き続けると腕の腱が炎症起こすようになったり、肝心要の人が何人もあっちの世界に行ってしまって困るなあと感想述べたり、松の炬燵もういい加減しまおうかと算段したり、それでも人の暮らしは、それらのことをきちんと管理し、混沌となんらないように円滑に進んでいくから立派なもんだ。

まず、6月9日の円山夜想(ノクターン)でのライブが当面喫緊の課題だす。

6月5日がデビューのの日ということで去年から毎年やろうか?とぼんやり呟いたらマジな話になってしまった。もともと僕は記念日とかなんとかの日というものにほぼ関心がない。でも世の中の大体はそうじゃなく、一応けじめをつけながら次のイニングに向かっていくというのが常道なのだ。何も旗の立たない荒野をふらふらと歩いていくのはいい大人のすることじゃないらしい。忘れていた古い記憶を何かの拍子にもい出すかもしれない。振り返っても下手すると首に支障を起こすかもしれない、恥かしさも込み上げてくるかもしれない。うん、まあ、それもいいかということでの円山夜想。元気な姿を見に来てください。

ロケット姉妹との録音が続いている。藤野にある奥寺くんのスタジオNOOK(ヌーク)で週一ペースでゆったりとやっている。札幌市なんだけど札幌市南山の中区熊の里字狐村みたいな辺鄙なところ、スタジオ名にもなっている辺鄙なところに毎週出かけていく。奥寺氏は手助けしてくれている上にさらに毎回お菓子とコーヒーを用意してくれていて、本人は踏んだり蹴られたり状態。ただひらすら感謝するしかない。ゆきちゃんは嬉々としてアフタヌーンティ状態。

ロケットに自分が加わる状況はロケットにされることになりかねない。できるだけロケットを残しながらも3人の化学反応というか別の飛行隊になりたい。そういう出し入れが音楽になるんだと思うし、そうじゃないとつまらないので出来るだけ壊したい欲求を優先させることにしてるが、ロケットはロケットで培って来た歴史みたいなものもある。それと僕らは年々頑固になっていくと、前にもここで書いたように、その頑固さとの戦いでもある。もう少しこの作業は続く。先日、昔のメンバー、第1巻第100章の伴さんにフルートを吹いてもらった。52年経っても変わらず伴さんは伴さんだった。久しぶりに真面目で一本気のフルートを聞いた。



1年半くらい前に曲の依頼があって、その話が動き出したのが去年、60年代のアメリカのガールズグループが歌っていたような1曲とJ.Dサウザーみたいな感じの曲調で1曲、というざっくりとした希望を言われた。当然最初はその方向で作り出すんだけど、途中から自分の本来の趣味嗜好が満載に溢れて来て最後はなんとか手綱をできるだけ絞って完成させて渡した。境長生氏とみのや雅彦の3人が楽曲作者になり、女子3名がいわゆる歌い手。いくもまり、土生ひなの、かとうなおの3方。とにかく、この御三方の歌がとても素晴らしいのです。僕は面識がないのである意味突然目の前に現れて歌を聞いた感じだった。こんなにまとまったオムニバスの構成を聴いたのはあまりなかったので、しばらく聴き続けました。本当に彼女たちの余分な感情を排除した、歌い方、それとそれぞれのVOICEがとても良いです。配信でも聴けますし、札幌の音学処でも購入できます。



 「星の瞬く夜に⭐︎⭐︎ 〜第一夜〜」6月17日(土) ル・ケレス南円山ミュージアムホール

新しいセッションで何かやりたいなあ、と思っていたら、飛び込んで来たイベントです。今はもう星の瞬きなんぞは町の中では見られなくなったけど、あると仮定してその星空の下普段歌わない歌などを集めてやりませんかという趣旨のコンサートライブです。多分。マスジが指揮を取ってくれるということなので僕は好きな歌を好きなように歌わせてもらうという、そして久しぶりの古館くんとのセッションも楽しみです。いつもとはちょっと若いセッションメンバーです。さてみんなちゃんと構ってくれるか?


僕はこれから、宮の森珈琲に武田くんに会いに行って来ます。そろそろナレーション録りも視野に入れないと先が見えないので。頭の中にあるものを見えるようにしていく作業の始まりだ。

電動歯ブラシ最新版を買った。歯磨きをいちいち評価される。今のところ合格点をもらったのは一回だけ、あとは怒られっぱなし。面倒臭い世の中になったなあ。その代わり磨いた後は歯医者でクリーニングしてもらったみたいな爽快感がある、けど、勧めない。誰かの評価で生きていく人生は送るべきじゃないから。ハイホー!