2020年1月22日水曜日

Feel at Home


  Feel at Homeー美しき唄

杉田さんの新しいアルバムができました。

feel at Home  心休まる、くつろいだ、落ち着いた、打ち解けた、気持ちになる。

杉田さんは色々なところで演奏されます。
その欲求は好奇心とメロディーと自我の解放なのだと推量しています。
魂と共鳴できるところで演奏がしたいと言います。
そういう意味ではこのアルバムが聞いてくれる方々、一人一人と共鳴できる場所になるはずです。

僕はまだ魂は上(脳)にあるか下(心臓)にあるか決着がついていないままです。


杉田さんのコンサート告知です。

杉田知子CD発売記念コンサート  Feel at Home-美しき唄
2020年 1月26日(日)open13:00   start13:30 
 前売り¥3.000 当日¥3.500  ザ・ルーテルホール 札幌市中央区大通西6丁目
ノースワークス 090-8596-8461(奥山)



久しぶりの雪。
雪嫌いだけど、なんか落ち着く。
収まるところに収まったすっきり感。

新しく決まったライブです。


3月28日(土)佐々木幸男 concert 2020
稚内 えびなイベントホール  
open 17:30  /start 18:00
前売り¥4,000  当日¥4,500
 チケット取り扱い FUNフナヤマ 0162-22-1590  フナヤマ中央店 0162-23-7830
 楽器の白金堂 0162-34-2106   えびなイベントホール 0162-23-4235

4月25日(土)
札幌 ローグ

5月23日(土)
旭川 アーリータイムズ







2020年1月10日金曜日

カジモドじゃないけど鐘つき男



薄暗い雪道、チラ、チラと雪が落ちてきて、篝火の匂いが曲がり角から香ってくる。
寺に向かう人がポツリポツリと街灯の向こうに見える。鐘をつきに行く人だ
ゴーーーンン、コオオオオーーン、ゴカアーーーーン、バシャーーーンンン、
間を置いて聞こえる。
当たり外れがあってそれぞれ皆違う。
近所に病院があるのにもかかわらずここは大晦日の金に誰も苦情を言わないようだ。

寺の入り口を過ぎると人が並んでいる。

今年は去年より早く家を出た、23時40分過ぎか。
一度行くと確かにクセになる、去年の鐘打ちの帰りにもうやると決めていた。
できることなら10回ぐらい連打したいとも思っていたけど、人はきちんと列を作り静かに自分の番が来るのを待ち、住職の前で一礼して賽銭箱にお金を入れ、打鐘の体勢に入れてもらう。今回は鐘うちをサポートする人がきちんと時間を計り、10秒前からカウントダウンが始まり「10、9、・・・・さん、にー、いち、っ、ハイッ!」
これは「はい、どうぞ!」と言われるよりさらに緊張するみたいだ。
等間隔で鐘鳴らすということに重点を置いたらしいけど、なんだろう?
連打したいと思ってるのがどこからか漏れたか、もしくは去年あたりに誰かやった人がいたのかは定かではないが、少し残念だった。
それでも僕の前あたりでその寺の関係者は手元を見て「あっ!電池切れました。」とつぶやき、あたふたしていた。携帯のタイマーを使っていたみたいでカウントができなくなってしまった。ということもなく今度は自分で自由に数え始めた。
「10、9、・・・・・さん、にー、いち、・・ここ、この真ん中狙ってゴーンと。」

これはこれでいい時間だった。
打ち終わるとお守りを渡してもらい挨拶して鐘楼を降りる。
ダンボールの箱にお守りが入れられていて、多分108個入ってるのだろう、今度はあの108個目の人になりたい。か、連打。ゴーン、ゴーン、ゴーン・・・・・ゴーン。

その足で近所の神社に向かう。今度は後ろから鐘の音が遠ざかる。
非常に素晴らしい。正月がやってきた感満載。
神社は神社で寺よりさらに人が少なくなり、ぽつ、ぽつ、と人が登って行く。
階段の上りきったあたりにかろうじて灯篭の灯りが見える。
階段には松の葉が敷いてあって滑り止めと今年のように雪が少ないと大変風情がある。
近所の中学生だろうと思われるジャージ姿のボンズがひとりで鳥居に入って来る、毛糸の帽子かぶりダウンで完全武装のおじさんがこれも一人で登って行くのが見える。
登りきると思いのほか人がいた。
普段のここの神社にはない賑わいで、家族づれ、二人組、友達同士、新鮮な空気が空から降りてきていた。ビバ、新年です。

新年あけましておめでとうございます。
昨年皆様には大変お世話並びに底知れぬ応援をいただき感謝いっぱいでした。
今年も自分で走れるだけの容量を蓄え、それを年末まで完全に消費する覚悟でいます。
どうかよろしくお願いします。

2020年、最初のイベントは3月14日の共催ホールでのコンサートです。
ある意味、これから70代をどう行くかというものにもなりそうです。
ぜひ力添えをよろしくお願いします。


毎年一年の最後にやっている「のや」での忘年会ライブまで走っていきます。

Switchの橋本亜矢(プランナー、デザイナー)さんが主催しているSwitch Radio「日々これ口実」回を重ねること6回目になっています。ますます混沌の度合いを深めていきます。
自由というものの怖さをしみじみと感じています。今回6回目は五十嵐浩晃くんが一年間ライブに付き合ってくれたというよしみもあり参加してくれています。
基本的に制約を一切排除するという趣旨で始めてみたものの、思いの外底を見ると千尋の谷だった、という意味合いも含めて度胸満点。

前回は扇柳トール、今回は五十嵐浩晃、共に「雨ふり」という南4西6のBARで録音されています。毎回録音には西岡くんのところのレコーディング機材持ち込みでやっています。ゆくゆくは通りすがりの人まで中に入れて話したいらしいです。僕の役回りは通りすがりでたまたま来ていたと言ったところです。
コンサートやライブの情報はほとんど入らないです、ゲストの紹介さえないかも知れません。まあ、トンデモナイ代物ということです。


最後になりましたが、9月に一緒にやっているバイオリンの杉田知子さんがCDを出しました。
「Feel at Home ~美しき唄」
バイオリンが言葉のように聞こえるアルバムです。
どこかにある国、その言葉は日本語に翻訳されることはないけど何を伝えているかがよくわかる言葉で奏でられています。
改めて書きたいと思います、告知です。

みなさん、今年は素晴らしい一年を見ましょう!