2014年8月13日水曜日

8 realismって言ってみ? じゃなく「若者たち」


「若者たち」、1966年で、高校1年か2年の頃。
 暗い、貧乏臭い、いろいろ今では問題の多い、真面目なドラマで毎週見てた。
 フジのBSで36話全放送するというので最初6話まで録画とって観てたんだけど、流石にそのあとが付いて行けなかった。中身がどうのというより体力的に無理だった。
その時代のドラマや映画のスピードには見ているとある程度慣れが出来てきて、そんなに気にならなくなるんだけど、いかんせんこっちが若者たちじゃないという所で簡単に挫折する。まだ放送は続いているので再びダイブしようとすれば可能なのだ。
先々週まで「前略おふくろ様」を観ていた。何のことはない昭和のドラマオンパレード。
歌と一緒だね。戻って行き方が、昔に。
不思議と懐かしいというのはほとんどなく、わしら結構真面目に行きてここまでたどり着いたんだとしみじみ思う。みんな本当によくここまで無事にたどり着いたね。えらいなあ。
で、「若者たち 2014」というのを今フジテレビでやってんだけど、これが思いの外よくなってきてる。最初はオリジナルを踏襲しすぎて、この時代にこれをもって来てもらってもちょっとなあ?感がいっぱいなんだけど、流石役者の物量作戦、で驚かされているうちにそれぞれの若者たちもキャラが立ってきて、みんなうまいし、というか、杉田さんのドラマの経験値が勇者並みで、力技で見せられてしまうといったところ。
BSで昔の「若者たち」をやると言うのを見つけて、番宣に今度の「若者たち」が付いてなかったら多分、観ていなかったと思う。若者じゃない自分が若者たちを観てしみじみと泣かされてる。久しぶりに伴宙太、星飛雄馬状態。「ほしー、俺は今、猛烈に感動しているー!クイクイ。」
 世間では何もこれについてあまり論評している気配がない所をみると、そんなに観られていないということか?別に世間の評判なんかいいんだけど。以前は世間のコンセンサスというのを気にしていたんだけど、ここまで来たら世間なんかいいや。
 あとで、泣いても知らないから。
「若者たち」って、僕等の時代の、ある程度のその人のセクトが分かる性格判断みたいなドラマだった。
観てる人にしか分からない書き方って不親切だし、意地悪なんだけど、面倒くさいからいいや。

 時々、牛乳が飲みたくてしょうがないことがある。
 今がそうで、このまま飲み続けると腹を壊しそうだ。
 なんだかよくわからない衝動なんだけど、そうだね、よくわかる感覚は衝動とは言わないか?

9月14日のセプテンバーバレンタインライブまであとひと月。
上の写真がそのフライヤーです。
今回も相当力が入っています。このところずっと力が入りっぱなしで、本当はもう少し穏やかな気持ちで臨みたいんだけど、踏んだアクセルが戻らない状態です。

松の目やにが酷くなったので(小さいときに始めて動物病院に行った時、「この子はもしかしたらアレルギーを持ってるかもしれません。この目のぐちゅぐちゅと、肉球のぐにょぐにょはちょっと怪しいです。年取ってくると発症するかもしれませんけど、その時はそのときに対処しましょう。」と言われていた。)病院に行ったら結膜炎ですね、といわれちょっと血液検査しましょうか?の次が「好酸球ですね。今はひどくないですが、進むと皮膚炎のようなものを引き起こし、その治療にステロイドを使わないといけないことにもなりますが、今は大丈夫です。先ずは目薬を出すのでしばらくこの結膜炎を治しましょう」と言われ帰って来た。「目薬はなかなか注させてくれませんよ、猫ちゃんは。佐々木さん、ちょっと頑張る必要がありますけど、頑張ってみてください。」
松はスポ太郎二代目、いやがるけど無駄な抵抗はしない。僕に瞼を大きく開けられて目薬を注される。かわいそうな奴だなあ。



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