2016年12月15日木曜日

いろいろ


泉さん早いよと書いてからひと月、新宮の駅前の風景は今日ものんびりとバスが止まり、大勢の学生たちのかたまりが駅に向かっているであろう朝の時間。
本宮まではまだ距離がある。
丸ちゃんと泉さんはあの山の向こうから札幌に無鉄砲だけを腰に下げてやってきた。
本当は、人との関係は時間の長さは何も重さを持っていない、と思わせてくれる人だったね。
目に見える景色はぐるり見渡せば繋がりの連続線。
あとはそれぞれが暮らしている生活という四角に区切られた写真のようなもの。
何も知らないから当て推量で人はつながっていく、ドライなものはドライに、ウェットなものはさらに湿り気を帯びて。

毎日唄を憶えることに専念していて、時々少しだけなんか間違ってるなあと独り言を吐くんだけど、人が作った歌はそれでも面白い。見事なまでの手形がバン!と押してある、山木の歌、みのやの歌、稲村さんの歌、当て推量でしかわからない時間の中でこっそりせっせとギター弾き弾き出来上がって人の口に乗る歌たち。
きっといいことがあるよ。
と、ふと、思った。

12月17日(土)
佐々木幸男&みのや雅彦 Joint Concert In 紋別
   紋別市文化会館ホール  開場 17:30   開演 18:00
  久しぶりに武闘派系の歌うたいとの対戦。思いの外場外乱闘にはならない無差別級対決。

12月22日、23日、24日
22日は東京新宿、普段の自分のライブ、バックインタウン。ゲスト場外乱闘ありの山木さん。23日は栃木佐野市山木さんとの1本勝負。24日は山木さんの江古田マーキーソロライブ、ゲスト佐々木幸男、昼夜あり。穏便にやろうっと。

12月27日 札幌 のや 恒例の忘年会ライブです。今年の決算。席はもうないそうです。

2017年の3月14日の自分の恒例のコンサートの前に一つ、決まったことがあります。
ことしの早くからぼんやり考えていたことがあり、なんとか実現する方法はないだろうかと思っていて、いろいろ人に相談したり協力を募ったりでそろそろ目処が立ったので発表します。
 2月14日(火)札幌クラップスホールで
  稲村一志#4  2月の匂い〜SONG BOOK〜
 と銘打ってライブコンサートやります。

 お前が死んで75日 風の便りも噂も消えた

 第一巻第百章で歌っていた「75日」という歌です。
 多分普通はそういうものなんだと思いますけど、あいにく僕らは歌を残していってます。 噂も便りもますます力尽きていくのですが、ソングライターの稲村一志を蘇生させようと思います。
 稲村さんの曲を持ち寄って一人1曲ずつ歌おう、元気だった時に歌っていた稲村さんの歌を聞いてみたいなあ、というのが動機です。
 今数えてみると14人います。14の稲村さんの歌が集まります。

 浅井修、稲村大、小元平太、境長生、佐々木幸男、澤内あきら、白幡隆一、鈴木一平、手風琴、長津宏文、西岡俊明、藤田伸二、みのや雅彦、ロケット姉妹

 あとプレィヤーの方々、杉田知子、安斎亨、千葉智寿、工藤哲治、廣瀬いずみ、伴洋一

 それぞれ何を持ち寄るのかはまだ見えてません、でも、何かいいことがありそうな気がします。