2015年11月17日火曜日

僕以外は全部"You"


今回の渡辺淳一文学館のコンサートは、"You"がタイトルになっている。
前回は”ノスタルジア’70 あの時代へのノスタルジー”、昨年が"The Moon"、で今回が3回目を迎える。
 奥寺氏からの原稿も上がってきて、僕の分も2週間前に書き上がっている、”You"
はいろいろな"You"がある。
 人称代名詞じゃない"You"だってある。
 時間だって、自然だって、神様だって、木や鳥、自然、森羅万象、
 僕以外は全部"You"
  タイトルはあっても無きが如しなのかもしれない。

 僕の歌の歌詞の中で一番多いのは「君」。

 実際、相手を「君」なんて呼ぶことは日常、そう多くはない。
 気障だし、立ち位置も違うし、距離感もあるし、接近禁止みたいな響きもあるし、ろくな言葉じゃない。
 でも、人様の前に立つと、使用頻度が高くなる。
 欺瞞、偽善に満ちた言葉なのかなあ?

 呼ばれても嬉しい言葉じゃないよなあ?

 君  も大変だね。

 今回も写真を使うので、引っ張り出して見ていたら予感予感通りダラダラと次から次へと見続けることになった。 

 上の写真は89年の写真で、ロンドンに初めてレコーディングに行った時のもの。
 スタジオの空きはないわ、クマは忙しいときで日本に行ってるわ、行ったはいいけど開店休業状態で毎日チューブに乗り観光三昧。人生で一番観光した年。
 まだネットも何もない、facebookもない、写真あげて見せびらかすこともできない。
 残念だった。
 で、今やることにする。しばらく古い写真をあげてみようかなあ?
 LAでスタジオ強盗にあった頃の写真もまだ人に見せてないし。

 でね、12月1日、渡辺淳一文学館でLIVEやるからおいでください。

 その前の11月28日旭川、アーリータイムスでもやりますので、そっちの方も、古いライブハウスでどこかにバックしたいと思ってる人は是非足を運んでください。
 旭川の古い人に会うのも楽しみです。古い人は語弊があるけれど実際、古いからなあ?
 みんな元気かな?
 
 11月23日、STV,マキさんの番組に出ます。1時半集合と言ってたから2時頃だと思います。今回は円山の喫茶店で話ししながら「セプテンバーバレンタイン」を歌うということらしいんだけど、不確か。生放送です。普段は生放送では歌わないんだけど、もう、ここまできたらなんでもやる。年末も近いし。
 

サザエの黒糖まんじゅう、と十勝どら焼き(生地に黒蜜糖使用)、これを打ちながら高級煎茶と一緒にいただく。高級煎茶と書いてあるところからしてすでにお里がしれているわけで、そういうことを一切書いていない葉っぱの一つ一つの長さまで揃っているような本当のものが飲みたいところだけど。
 朝飯に鮎をいただく。
 これは高級と書いていないもので、本物の鮎。
 僕は本当は食事にうるさいやつなのだ。
 口に入れば何でもいいというような乱暴未開拓人じゃないのだ。
 これくらい書いておけば通人なんだと思う人もいるかもしれない。

 さて、山に登ってこようっと。
 いつか熊野古道を歩いてみたいという、準備のために。
 
 Iちゃん、ビスキュイ フロマージュ、甘くないビスケットは辛いと思ったけどカマンベールとブラックパッパーの残った感じがいける。Mさん、さすが帯広の長いもが素晴らしいけど、これは多い。T、次のリハーサルは木曜日なんだけど、昼間じゃなければ時間が取れないんだっけ?F君、なかなか鼻がピーピー言うの取れないね。もう直ぐ楽になるよ。
JI,どこか調子悪いか?最近顔が見えないからちょっと気にしてる。年齢鑑みて絶好調をキープするなんてことないんだけど、病院行くもよし、自分で判断するもよし、どこから見ても自分の生き方だから、他人にとやかく言わせるな、ね?
 Kさん、本当に顔を見なくなって久しいですが、飯食いに行くの酸性です。焼けたちゃんこや復帰したのでちゃんこ鍋いきませんか?
 
 悲しみのイレーヌ 文春文庫  禁止リスト 講談社文庫
 まくらコレクション 竹書房文庫 熊野その聖地たる由縁 彩流社
 インターステラー ブルーレィ&DVDセット

2015年11月4日水曜日

烏使いのお二人


山を登るときに、すれ違う際には皆こんにちわと挨拶する。

3時過ぎてそろそろ登ってくる人もまばらになってくる。

そんなに若くはないし、僕よりは若く見える二人がゆっくり登ってくる。
最初は旦那さん(多分)と直面する、狭いところだったので僕が道を開ける、少し間をおいて奥さん(多分)が登ってくる。
 すぐそばの低い木の枝に烏が止まっていて羽を広げている、威嚇するというでもなく、ただ時間を潰しているように見える。羽に触れようとしてもそんなに困難な距離でもなく、やたら落ち着いている。もう一羽が山側の近くに止まっている。
 不思議な気配がその界隈にちょっと立ち上っていて、こんにちわの挨拶を済ませ、下りながら振り返ると一の歩く速さに合わせて、そのからすが一緒に登っていく。
 枝から枝に小さく羽ばたきながら登っていく。
 犬みたいについていく。
 飼ってるのか?羨ましかったね。
 からす、二羽。
 どこから一緒に来たんだろう?
 登山口?家から?車に乗せて、山に住んでいて、彼らが来たときだけ一緒についていく?山頂まで行くのかなあ。
 そういえば、山頂にも鳥飼おじさんがいて、頂上の建物の入り口には得ている芝の上によくわからない鳥を止まらせて藻岩山に来た人たちに止まらせたり、見せたりしてた。
 犬を連れた人、ずっと走って登ってくる人、さっきまで街にいたと思われるスカート履いた女の子と下僕みたいの男の子。ヨガの仲間でたまたま登って来た人たち(どうして知ってるかというと、熊野行きのときに同行した人だということ。)、家族連れ、ネクタイをしたサラリーマン。
 はは、いろんな人が登ってくる。
 今日は文化の日。

 久しぶりに頂上まで登った。

 絶頂期から比べると30分余計にかかった。
 下り坂がきつくて、いまも内股が痛い。
 また始めようかな。山登り。

 12月27日(日曜日)のや で忘年会ライブやることにしました。
 2015年のお別れ会です。
 
 1月8日(金曜日)東京 バックインタウン で新年会をやります
 2016年のがんばろう会です。

 わしはちょっと出かけなければならないので、これでおしまい。

 熊野古道、ただいま激しく研究中。
 足腰鍛えないと。