2016年11月4日金曜日

Way back home


「続 夕陽のガンマン」(1967年 日本公開)のラストシーンで広大な墓場でthe Ugly(卑劣漢)とニックネームをつけられた男がアーチー・スタントンの墓標を探すシーンから見始めた。カメラはぐるぐる回りその男もひたすら金貨が埋まっているその墓をひたすら走って探し回る。目が回るほどカメラはぐるぐる回る、これでもかというほどぐるぐる回る。あまりしつこく回るので17歳だった僕もそのシーンは鮮明に覚えていた。66歳の僕は家のテレビでも今や目まいするのに、三半規管が丈夫だったんだ。

3人の決闘シーンも当時珍しくて今でも詳細に覚えている。ラストシーンも最初の部分をよく踏襲していてかっこいいなあ、で最後のモリコーネの音楽。笑っちゃうほど素晴らしい。ずっとトランペットのミュートだと思っていたものが人の声だったって迂闊なもんです。
あ僕のアルバム「一途な月」を録音していて、コーラスダビングをメンバーにエンニオ・モリコーネの「夕陽のガンマン」みたいにやってと注文つけたんだけど、聞いたことがないらしくて、どうしても土木関係の掛け声以上に昇格しなくて途中で諦めた。もし家に「一途な月」がありましたら同名タイトルの一途な月を聞いてみてください。あまり土木の匂いが強いので、あまり目立たないように後ろにミックスで下げてしまいましたが、かすかに聞こえるはずです。僕としてはこの映画のような雰囲気にしたかったのですが。残念。

この当時「続」というやつで続の方がいいのにフランコ・ネロの「続 荒野の用心棒」があって、棺桶引きずって街にやってくるというのがあって、マカロニウエスタンというもので、今で言えば一種のスプラッターものの走りだったのかも。映画はそれまで平和で、ファミリアーで、ロマンティックで、ミュージカルで、真面目なに人生を考えるもので、マカロニウエスタンはその中で歯に挟まったもやしみたいなジャンルだった。完全なるゲテモノで残っているものはそう多くはない。とにかく手を替え品を替えアメリカの西部劇をイタリアで作っていた。そこからホラーやスプラッターに変形していったんじゃないのかなああ、よく詳しくは知らないけど。
その棺桶の中に中に機関銃が入っていて、拝一刀(子連れ狼)の箱車(大五郎が乗ってる手押し車)みたいにバリバリやる。ハハ、楽しかったね。

12日の岩内、湯けむりライブは定員に到達したみたいです。
それでもどうしても湯あたりしたい方、でもやっぱり温泉に行って歌聴きたいたいなあというがいらしたら、実行委員の方に連絡してみてくださいとの事です。

あらら、1時を回ってしまった。
さて、午後のトレーニングです。

Have a nice day.

終わり

上の写真は田舎の追分温泉。宮城に行くことがあったらぜひお泊りください。写ってるのは温泉の建物です。この右側に宿があります。宿しかありません。他に何もありません。
本当の山の中です。


今日のBGM Aaron Nevill Nature Boy:The Standards Album / Emily Kurn  I'm Just Like You

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