2021年7月9日金曜日

泣きたくなったら此処へおいで、はそういう訳でいいタイトルです。

 


みのや雅彦「泣きたくなったら此処へおいで」2021.6.23 ON SALE

みのや雅彦40周年記念アルバム。

みのや君も40年、長いことこの世界に住んで順調にライブをやってコンサートも打って活動を続けたこの日までの集大成のアルバムがリリースされた。

北海道は偉大な地でたくさんの音楽家を育ててくれる地だ。会った頃はプロレスラーみたいにステージの上で水を吹いていた。それもいつのまにかやめていた、もう水吐かなくてもこの地では大丈夫だ、と思ったかどうか知らないが言葉を吐き出すことでステージが十分に成立するという確信に変わっていた。それぞれ一人ずつそれぞれの場所を確保し365日歌ってきた。

「泣きたくなったら此処へおいで」というアルバムタイトルは最初聞いた時、自信満々のタイトルだと思ったけど、本当に的確なタイトルで、人は泣きたい時励まして欲しい時にはそこに行くのである。これは自信満々じゃなく40年やってきた男のファンとの契約のアジテーションなのだ。

おめでとう、みのや雅彦40周年。

珍しくみのやからメールが来て「白盤で恐縮ですが聴いていただけると幸いです。」と書いてあった。自信作だったんじゃねえか、おめえ。何回か聴かせてもらったけど非常に整理整頓された会心の一作です。   みのや雅彦オフィシャルサイト http://www.mminoya.net/


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今日は午前中にラジオの収録。始める前に録音しておいた佐々木さんユキオさんの2曲を確認のため聴いてみる。うーん、ヴォーカルが少し荒っぽすぎるかもしれない。今度から歌入れを別録りにしようかなあ、とも思ったけど、それじゃただのレコーディング状態だし、凸凹があってのライブ感だし、とりあえずオーケーということで収録始める。


ダルビッシュ滅多打ちの日だった。まあ、そういう日もあるね。頑張れーダル。


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7月4日分のHBC BOOKENDS 2の日記原稿です。


6月1日(火)大晴れ 14:04 今日の天気は昨日から約束されていた大快晴、朝から出かけることは決めていて、いつものように9条通りを上って電停まで歩く。(2キロくらいか)途中振り返って藻岩山を見ると相変わらずロープウェイは止まったままだ。札幌市はどうして止めたままでいるのだろう。動かない街に動いているものを止めることの閉塞感が分かっているのだろうか?なんて、僕は遠くを見るぶんには目がいいからどこからでもロープウェイの動きは見える。山はもともと動かないものだけど、あの小さな箱は山を動かし景色に活動を与えている。


普段だと春から冬までずっと動いている。今の人々の不安はものが止まり、人や街が黙り込むことへの不安である。どこかで電車が海から街に動く、バスが街から街に動く、飛行機が静かに青空の中を飛んでいる、そういう日常を体感できなくなるとさらに街は淀む。東京のライブ、バック イン タウン25、26日の剣をどうするか決定しないといけない。ライブやコンサートをどうするかというのをこの1年半ずっと悩まされ続けている。コンサートを1回飛ばし、2回目は無事着陸したけれど、毎回終わってから緊張する。2週間の安否宣告を待っているのも結構きつい。この対応や対処は間違ってるなあ。大変だ。

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