少し早いけど、暑い。
今日はラジオの録音があってHBCに行く。入り口に対面式の体温計があり、用がある人は必ず体温を測るんだけどいきなり37、1度、今日の気温、外から入ればこうなるんだろうというのは予想されるんだけど、いきなりその数字だけを表示されるとちょっとすくむ。37度になってるからといって誰かが来て、ちょっとと呼び止められるシステムにはなっていないみたいだ。不用心だなあ。ある体温以上行くと警報を館内に鳴らすとか、受付の人が笛を吹くとかすればいいのに。それにしてもなんか個人情報という言葉も少し頭をよぎる。体温といえどもそんなにおおっぴらに人前に晒すというのは釈然としない。歯医者に行ってもデパートに行っても腕やひたいに機械を当てられて体温を計られる。みんな当然のような顔で計る。「それ秘密にしたいんだけど。」、というのは許されない。それと体温計というのは果たしてどこまで正しい数字が出るものなんだろうと毎日思う。僕は大体真面目に体温を測る方だと思う。36、8とか9度が出ると必ず計り直す。36、5から6度が出るまで計り直す。どう考えても理性的ではないんだけど自分の中の何かが好きな数字が出るまで計れという。そんなんで大体は正しくない体温で日々生きている。
それにしても今日は真夏だった。
このところ、奥寺くんが車でピックアップしてくれて放送局まで行く。
途中、加齢についてダラダラと話してたら、急に若い頃に戻りたくなった。それも20代の大学にも通っていない頃のダラダラしていた20代に戻りたくなって、今の年のダラダラじゃなく若い時のダラダラを無性に体感したくなった。それも1週間くらいでいいやというところに落ち着いたけど、さすが暑いお昼時間帯という車の中の会話だった。
うん、何がしかのストレスを受けているのかも知れないなあ、僕ら。
上の写真は簾舞の奥寺君のスタジオNOOK前で撮ったもの。
2年前にクマがウロウロ歩いていたので、まあ用心したほうがいいよという警告。札幌では別に珍しいものではないんだけど、よく考えると家の前を野良のクマ通り過ぎるというのはあまり日常ではないな、一種の記念みたいのものと考えてもいいのかも。「熊出没注意」、その下にスクールゾーンというのがクールだね。熊さんも大変だ、指名手配の看板まで立てられて。
BOOKENDS 2、10回目の日記です。
5月23日(日)くもり。それにしてもミュージシャンというのは難儀なものだ。このいびつになった世の中で開ける目処のたたない夜の中で黙々とギターを弾く。声がどこから出て、どういう風に人に伝わって行くかの感覚も微妙に忘れて行くのかもしれない。近所にピアノを習ってるのか、趣味で弾いてるのかわからないが毎日夕方になるとその音が聴こえる。人は真面目にするものなのだ。うまいのか下手なのかわからない
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