2020年6月25日木曜日

4日目終了。goodです。


月曜、火曜で今週の取り込みを終える。
先週録った「Light (風景モエレ)」のラフミックスを聴かせてもらう。
なんとも不思議な出だしで、霧の中で大きな柔らかい雪だるまが転がってくるような音が湧き出してくる。うん、聞いたことがないミックスだし、リズムの裏から入って少しずつ表にたどり着く雪だるまみたいなコーラス、ギター2本のアルペジオビューティフルだね。
ところどころ間違っているんだけどそれも面白いって思えるのがミソ。
デモとして聴いてもらうのならば整理前の音源の方が良いかも。

O氏の自宅スタジオにも少しずつ馴染んで着て作業がシンプルから、あれ入れたい、これ入れたいに変わってきて音楽のツボにはまっていく。これが結構いつも陥る厄介な部分。
ギターと歌だけでさらっと形にしようとしてるんだけどママにならない。
ベースも聞こえるし、エレキギターも聞こえる、ホルンの音さえ聞こえてくる。さっきまでハープもいいなあなどと悪ノリの極地になっている。ハープの知り合い釧路に一人いるんだけど幾ら何でもそれは。

   ・・・・・・・・・・・・

   雲に隠れて 夕日が沈む
   ひととき 金色をまとい 夕日が沈む

   風は激しく 鳥は天空で止まる
   はるか北には 鋼の塔がそびえる

   夕日待ちの レストラン
   テーブルに ランプが灯る

   皮は今日も 水をたたえ
   人の幾年 来し方 流し続ける

   風は激しく ガラスのピラミッド  
   積もった記憶 集めていつ朽ち果てる

   ・・・・・・・・・・・・  Lightー風景モエレ 部分抜粋


もう自転車に乗ってモエレ沼まで行くことは多分ないけど、行っててよかった。

というより自転車の鍵の番号忘れて「まあ、いいや、いつか思い出すだろう。」と思っていて放置してたらそのまま記憶は戻らない。そんなものかも。記憶はこれからますます朽ち果てて行くのかもしれないけど、そんなにたくさんの数字はインプットされてないので思い出すはずだ。もう「乗るな!」という天空の鳥の声かもしれないし。そういうものでできてるんだ、何かのきっかけというのは。

モエレの丘から見える野幌の記念塔がすごく印象に残っていた、それと頭の上に強風の中ホバリングしている鳥。

自転車時代、公園にはまっていて市内のめぼしい公園は大体回った。

野幌の記念塔はどこから見ても心がザワッとする。もうじきなくなるみたい(保存しないことに決定)なので出来るだけきちんと立っている間に写真でも取りに行くことをお勧めします。

札幌市、北海道はあの記念塔の大事さをわかっていないと思う。テレビ塔も偉大なんだけど、記念塔の美しさは比じゃない、と思うんだけど、しょうがねえな。そろそろ鉄の破片が降ってる状態みたいだから。でも、考えて見てほしい、朽ち果てて鉄の塊が降ってくる建造物を見る機会はそうそうないのだから。
僕はとっておきの写真を一枚持っている。これ以上の角度で撮れる場所はないだろうという写真です。

来週は改訂版「長い不在」を録りたいんだけど、間に合うか。
サビのコードと小節数が気に入らないのでこれから再挑戦。

それにしても毎回、5時間休憩なしでギター弾いて歌入れはなかなか元気だ。
休憩の仕方も学習しよう、ね。

東京 48人 

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