2020年8月24日月曜日

9月に誕生日を迎え、次のミステリーゾーンに突入!

コロナでのたうち回っているうちにもうすぐ9月。

結局は普段の年よりも忙しい半年になってしまった。

コロナが宣言され、これは家にいてただひたすらヘビやカエルみたいに蟄伏しなければならないと思ったけど、別に不自由も感じない。毎日、行きかた来し方を考え、今年の誕生日でマジ70歳、このまま穴居生活で残り時間のカウントダウンを聞いてるのも癪に触る。かと言って命がけでライブをやるほどの勇気もないし想像以上に風速は強い。

半年間はそんなこと考えながら、世間と折り合って生きようと思ったけど、先の見えない世の中を作っていくのは結局は個人個人の裁量以外ない、大の大人がその決断を人に預けると言うのも文明に逆行するかなんて、果てしないことを呟いている8月。

それとスタジオにいて、ホールにいて、作った歌を仕上げて、人がやってる芝居観て、人が集まるのは正しいことなんだ、風が激しく吹いていても、持ってる熱量は人に伝えるべきなんだなあ。きっと。


 

橋本さんから「今回のチラシどうしましょうか?テーマ?LIVEにしようと思うんですが。」

      「”生きる”、”暮す”、それと、音楽のライブに寄せて”生演奏する”コピーを

       辞書の書体で載せたいんですが。」

佐々木 「うんいいね、生演奏するって言うのがちょっと硬いんで別の言葉を選びたいけど 例えば、潜水艦が周りに敵がいるかどうかを調べる音波信号ピンガーみたいに、様子を窺う的な雰囲気の言葉、とか、あとはこのまま時間が過ぎると”老ける”みたいな、LIVEといえばライブでしょう?生演奏じゃなく”歌う”ってのは?」

橋本さん「わたし的には”老ける”は好きなんだけど、多分ダメでしょう。”うたう”が妥当なところで、これで仕上げてみます。」

シンプルな遊び心満載のいいチラシができました。

9月14日、月曜日、うたう。ふきのとうホール。

9月の最初に誕生日を迎え、僕は次のミステリーゾーンにワープする。

「カンガルージャンプ」先々週は安斉氏のキーボードダビング、先週は唄入れとアコギの差し替えも終わり、残すところは高橋智美さんとピンクフラミンゴスのコーラスと、五十嵐、マスジ(スケジュール空いてたらトール)それと通りすがりの人による男子コーラスでレコーディング多分全行程終了予定。はは、何ヶ月かかったんだろう。



外は新松竹の映画みたいな秋の光。


20代の時に東京を歩いた、あの高揚感と空気と新しいことがいっぱいある幸福感、戻ってこないものかと。図書館周りで路面電車乗りにいくかな。

     

              高山羽根子 首里の馬  漫画家と猫 Vol 1








 

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