2017年6月13日火曜日

みんなお疲れ様でした。


舞台では五十嵐浩晃が歌っている。

自分の作ったメロディと言葉を鞭を使うみたいに自在に扱っている、本人にも見せてやりたいなあ、歌が広がっていく様子を。

紋別は北海道の端の方にあって、それでも、今は6月だからまがりなりにも緑が溢れかえっているけれど、3ヶ月もすると秋風が立ち、さらに4ヶ月もすると海には流氷が押し寄せる。
オホーツクフォークまつりは今回で9回目。
この町で北海道のミュージシャンだけに肩入れして音楽祭を開催してきた人がいる。
北海道という土地で北海道の歌うたいがもっともっとアドヴァンテージがあってもいいんじゃないかという趣旨で10、年呆れるほどの気力と体力と意地と意志で続けてきた人がいる。
10年前でも僕らはもう50代だった。
村谷さんは60代から夢を語り出した。
僕は今66だからそうそう夢は語らないし、夢に引け目すら感じるようになってるかもしれないから持っていてもそう多くは語らない。
僕らをただただ後ろから押してくれる。まだ頑張れ!と。

そのおかげで、僕らは自分の周りにいる歌い人たちが年々進化変化していく姿、方法、闘争心などを目の当たりに観させてもらっている。
どうして札幌じゃないんだろう?このイベントは。
札幌の意気地なさ、と言いたいところだけど詮無いことだから言わないけど。

フィールドオブドリームスのコーン畑からやってくる野球選手みたいに僕らは山を越え、海を越えて紋別に集まってくる。
僕らの仕事はゲームとは言わないけど、プレイとは言う。
僕はお客さんと同じように椅子に座って、観られる時間に五十嵐くんのプレイを観て良かったなと思う。

こう言う場所とこう言う機会、こういうチャンスは珍しいと思う。
観に来ていただいたお客さんは本当にいい時間が持てたと思います。
演っている僕がいうことじゃないんだけどね。

みんなお疲れ様でした。

あら、サッカーが始まっちゃった。
このまま真面目にしめちゃいかんのだけど。
前半2分8秒とテレビが刻んでいるので。

前半の8分大迫のゴール!
しまったあああああああああ!!!見損なった。
サッカーが始まる前に書き上げてしまおうとすると往往にしてこういった目にあう。

さいなら!

上の写真は次の日、リラックスしに裏山で。

             The Shohei Yamaki "Nature Rock Band"



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